ＢＯＲＧがカメラレンズに近付いた！　2012年5月12日発売　

ＢＯＲＧの特長でもあり、同時に欠点でもあった分解可能な鏡筒部を一体型にしました。これにより、複雑なパーツの組み合わせに悩むことが少なくなり、撮影に集中できるようになりました。ヘリコイドは通常のカメラレンズと同様に前方に配置、三脚台座付、回転装置付、ドロチューブ内蔵、などなどカメラレンズに要求される要素を満載したうえに、対物レンズ交換式やカメラマウント交換式といったＢＯＲＧならではの特長はしっかり残しました。

装着可能な対物レンズは、ＢＯＲＧ77ＥＤＩＩと71ＦＬを中心に過去に販売した50ＥＤ、65、71FL、76、76ＴＲ、76ＥＤ、77、77ＥＤ、89ED、90FL、100、101ＥＤ、101ＥＤＩＩ、107FLといった80Φ金属鏡筒用の全対物レンズ（※1）、そしてＭ57→Ｍ75ＡＤ【7680】を介して全てのミニボーグの対物レンズ（※２）が装着できます。
※1：対物レンズの種類によっては別売の延長筒の追加が必要になります。※2：50FLは【7458】も併用。一部に装着可能だが合焦不可な機種があります。

付属の三脚台座には、大小のカメラネジを装備、ビクセンアリミゾ互換となっています。

■ＢＵ-1の主な特長
・前面に配置されたヘリコイド、スムーズな回転装置、可動距離95ｍｍもあるドロチューブ、頑丈な三脚台座などを一体型にまとめました。
・ヘリコイドは32ｍｍの広い可動範囲を誇ります。
・スムーズな回転装置を標準装備。縦横構図変換も思いのままです。
・可動距離95ｍｍもあるドロチューブのお陰で、近接撮影も思いのままです。面倒な延長筒交換が不要になりました。
・三脚台座は３点のネジ穴付。２点は1/4インチ、１点は3/8インチ。ビクセンアリミゾ互換なので、天体用としても有効です。
・三脚台座は前後の向きを逆に装着することが可能です。よりバランスがとりやすくなります。
・対物レンズ交換式を採用。71ＦＬや77ＥＤＩＩはもちろん、ミニボーグも装着可能です。
・望遠レンズユニットの使用例や作例はこちらから。

＜使用上のご注意＞
・使用例の写真の一部は試作品です。量産品は、回転装置のロックのネジがカメラ側から見て左側になりました。（試作品は右側）
・組み合わせによっては、別売の延長筒が必要になったり、合焦しないことがあります。詳細はこちら。
・本製品の寸法等の詳細はこちら。
・本製品のさらなる詳細な画像はこちら。

※本製品は生産中止（完売）となりました。(2020年3月）