絞りM75【7075】生産終了品 ※価格は生産中止当時の価格です。
品番:【7075】 標準価格:¥44,571(税抜)

67FL・71FL・77EDII・89ED・90FL・100ED・101ED・101EDII・107FL用の外付けの円形絞り

<主なスペック>
●絞り羽根20枚(ほぼ真円です)●接続:M75P1.25オス、メス●対応機種:67FL・71FL・77EDII・89ED・90FL・100・100ED・101ED(II)・107FLなど80Φ鏡筒システムに接続できる全レンズに使用可能●絞りの径:10~70mm(写真は試作品のため5mmの目盛がありますが、製品は10mmからになります)●重量:200g※装着する機種によりF値が変わりますので、カメラ内蔵の露出計で絞り値を割り出すことをおススメします。●2011年3月22日発売

<こんな効果があります>
●被写界深度を利用した撮影が可能になります。
●絞りM75の作例画像はこちら。カワセミのトビモノ画像はこちら
●例えば2羽のカワセミの両方にピントが来るようになります。特にこれから繁殖の時期を迎えますので、求愛給餌行動や交尾など、2羽で行動するケースが増えますが、今までどちらかにフォーカスを合わせなければならなかったシーンも両方にピントを合わせることが可能になりました。
●ピントの合う範囲が広くなるので、トビモノの撮影もピントが合う確率が高まります。
●絞ると色収差や球面収差が軽減されるので、よりシャープな像が得られる場合があります。
●絞ると全体のコントラストが上がり、きりっと締まった画像が得られます。
●写真の表現が広がり、写真が上手くなったように感じます。動画にも有効です。
●太陽撮影の光量調節にも最適です。日食の撮影や日の出・日の入りの撮影などで、望遠鏡の光量を調整したい場合に、減光用として小口径の対物レンズの前に置く、という使い方も考えられます。さらには、日食当日、雲が多かった場合、とっさの光量調節をしたいときにも大変役立つと思われます。※注意:対物レンズの焦点位置近くに置くと虫眼鏡現象で絞りが燃える場合があります。くれぐれもご注意下さい。
●月面がまぶしい時にも無段階の光量調節が可能になり、眼に優しい観察が可能になります。
●円形絞りなのでボケ味が美しく、ボケの美しさを生かした撮影が楽しめます。
●絞りを装着した分の重量増は、カーボン鏡筒に換装することによりカバーすることが可能。

<絞りの使い方のコツ>
◎絞りを置く位置によっても効果が変わります。対物レンズの直後から鏡筒の後方まで、色々と実験してみましょう。弊社でも最大の効果がある位置について各機種でテスト中です。
◎十分に光量がある場合は、試しに絞って撮影してみましょう。意外な写りの良さに驚くかもしれません。よりシャープに、よりコントラスト高く、よりクリアーに写りますので、ボーグの潜在能力に再び驚くことになるかも?
◎絞ると光学ファインダーの像も暗くなります。その点EVFはゲインを上げてくれるので、常に明るい状態でピントが合わせられるので有利です。
◎絞りすぎると弊害も出ます。暗くて絞りにくい状況では、半絞りでもいいから絞ってみてください。それなりの効果は必ず出ると思います。
◎67FL・71FL・77EDII・89ED・90FL・100・100ED・101ED(II)・107FLが適合機種ですが、ミニボーグの対物レンズもアダプターがあれば対応できます。姉妹品で小型のM57絞り【7057】もあります。
◎光路長が23mmありますので、現在お使いのシステムでは無限遠が出ないことがあります。その場合は、23mm分、光路長を短く設定してください。

<絞りM75【7075】の基本的な装着方法>
●67FL・71FL(60Φ)の場合:71FLの対物レンズセルとその後方のラッパ部分の間に挿入。
●71FL(80Φ)の場合:71FL対物レンズセルとその後方の鏡筒(80Φ&BU-1)の間に挿入。
●77EDIIの場合:77EDII対物レンズとその後方の鏡筒(80Φ&BU-1)の間に挿入。
●89EDの場合:89ED対物レンズとその後方の鏡筒(80Φ&BU-1)の間に挿入。
●90FLの場合:90FL対物レンズとその後方の鏡筒(80Φ&BU-1)の間に挿入。
●100ED・101ED(II)の場合:101EDII対物レンズとその後方の鏡筒(80Φ&BU-1)の間に挿入。
●107FLの場合:107FLレンズとその後方の鏡筒(80Φ&BU-1)の間に挿入。
※絞り開放時でもわずかに光量がけられることがあります。
※上記はあくまで基本的な装着方法(装着位置)です。状況に応じて、さらにカメラ側に置くことも有効な方法です。 



※本製品は生産中止(完売)となりました。(2021年9月)

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