TOMIX

先頭車は貫通形のクハ381形0番代を再現

基本セットの両端の先頭車は貫通形のクハ381形0番代を再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
運転席後方監視窓がある姿を再現したクハ381形100番代(上)、運転席後方監視窓がない姿を再現したクハ381形0番代(下)
※写真下は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

381系の先頭車クハ381形0番代は分割併合を考慮して、先に登場した183系0番代や485系200番代と同様の高運転台の貫通形が採用されましたが、後に特急「くろしお」や特急「やくも」用に増備された100番代は非貫通形となったため、新製時からの貫通形先頭車は特急「しなの」だけでその姿が見られました。
製品は、両端の先頭車を貫通形のクハ381形0番代とし、100番代では運転席後方監視窓がある姿を再現していましたが(写真右上)、0番代では車体と屋根を新規製作し、運転席後方監視窓がない姿を再現(写真右下)、モーター付とモーターなしのモハ380形各1両とモハ381形2両から成る6両基本セットとしています。また、編成の増結用として、2022年に発売したモーター付のモハ380形、モハ381形によるモハユニットにサロ381形を加えた3両増結セットを再生産いたします。

トレインマークはイラストと文字の「しなの」を付属

イラストの「しなの」のトレインマークを装着したクハ381形0番代
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
文字の「しなの」のトレインマークを装着したクハ381形0番代
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

両端の先頭車をクハ381形0番代とした基本セットには、印刷済みのトレインマークとしてイラストの「しなの」(写真左)と文字の「しなの」(写真右)の2種類を付属しています。実車では、当初は文字のマークが使用されていましたが、1978年秋から「木曽路のカラマツ林」が描かれたイラストのマークに変更されており、製品では、その両方の時代をお楽しみいただけるようにしています。
また、クハ381形0番代は、いずれも運転台窓の左右にワイパーが2本ずつ設置された後期型を再現しています。

ディテールと走行性能を両立したボルスタアンカー

ボルスタアンカー部を模したパーツは台車本体とは分離して可動
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
台車本体とは分離して可動するボルスタアンカー部
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
台車本体とは分離して可動するボルスタアンカー部
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
台車本体とは分離して可動するボルスタアンカー部
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

381系は同系専用の台車として新規設計のDT42形(電動車用)とTR224形(制御車・付随車用)が採用されました。
トミックスの1/80スケール『381系』シリーズでは、台車のディテールと走行性能の両立を目的として、実車のボスルタアンカー部を模したパーツを台車本体とは分離し、可動する構造としています。左上の写真の赤い囲み部分がボルスタアンカー部のパーツで、車両がカーブ区間を走行する際に、回転する台車本体とは分離して可動します。 また、客ドア下の靴擦りは別体化することで、より立体的に再現しています。

時代設定に合わせたシールを基本セットに付属

今回の基本セットに付属するシール
※画像はイメージの為、実際の製品と異なる場合があります

今回の基本セットに付属するシールは、特急「しなの」の側面方向幕のバリエーションを豊富に揃えています。「大阪」、「名古屋」、「長野」行きに加えて、発売中の『381系(クハ381-100)基本セット』に付属するシールには含まれていなかった、大糸線経由の「白馬」行きを加えています。なお、側面表示部は近年発売の製品と同じく、別体化したクリアパーツの裏側からシールを貼り付ける方式としてします(「485系初期型(ボンネット)Vol.11」をご参照ください)。

JR西日本の最新型車両273系との置き換えにより、間もなく運用を終了する予定の381系。
信濃路を駆け抜けた国鉄時代に想いを馳せて、往時の姿を模型で再現してみてはいかがでしょうか。
再生産の増結セットと共に5月発売予定ですので、ぜひこの機会にお買い求めください!