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第123号
2009.6.11
 ■キハ52 Vol.1 Vol.1
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N情報室第123号は、今月発売予定の国鉄ディーゼルカー キハ52-100形(首都圏色・後期型)およびJRディーゼルカー キハ52-100形(大糸線・キハ52-115) を工場から届いた成形試作品(未塗装、一部塗装済)で紹介いたします。
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国鉄キハ52-100(首都圏色・後期型)(T)床下
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JRキハ52-100(大糸線・キハ52-115) 拡大画像表示ボタン
DMH17H形エンジンを搭載する後期型の100番代の内、往年の国鉄一般型ディーゼルカー色のJR西日本大糸線で活躍するキハ52-115をハイグレード仕様で製品化します。
動力機構には安定した走行性能のフライホイール付動力を採用しています。
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国鉄キハ52-100(首都圏色・後期型) 拡大画像表示ボタン
同時発売予定の国鉄キハ52-100(首都圏色・後期型)は100番代増備車の149~156をプロトタイプとしています。
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JRキハ52-100(大糸線・キハ52-115) 国鉄キハ52-100(首都圏色・後期型)
ヘッドライトはシールドビーム2灯式に改造後の姿で、電球色LEDによって実感的に点灯します。
ヘッドライト横のタイフォンは形状にこだわって別パーツとし、また「首都圏色」スノープローは単線用、複専用が付属します。
「大糸線」では助手席窓内側に掲出される行き先表示と、「ワンマン」表示を前面窓ガラス内側に印刷で表現します。
TNカプラーは復心機構にスプリングを用いて復元力が増したボディマウント式を前後に装備、「大糸線」は試作品のため暫定的に黒色になっていますが、製品では台車色に合わせグレーとなります。
「大糸線」(右写真)では客ドア下部に細長い楕円窓があるプレスドアを表現しています。
トイレ窓は初期型の正方形の窓で、トイレ撤去後の透明窓の姿を再現しています。。

また、屋根上に見られる無線アンテナが付属します。
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「首都圏色」(右写真)では客ドアをフラットなタイプとし、下部の窓を円形小窓としています。


トイレ窓についても、後期型の特徴の細長い窓を的確に再現しています。
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「大糸線」の特徴である屋根上クーラー用の熱交換器は別パーツで新規製作。
メッシュの表現などを的確に再現しています
国鉄キハ52-100(首都圏色・後期型)(T) 拡大画像表示ボタン
そして“決定版”キハ52の仕上げとして、最後の最後まで設計担当者が拘りぬいた床下機器群。
さらなる細密感を求めて別パーツ化された燃料タンクと2機のディーゼルエンジンを初めとした力強く立体的な造形の機器群が、圧倒的存在感で再現されています。
詳細情報<2481>JRディーゼルカー キハ52-100形(大糸線・キハ52-115)<2482>キハ52-100(首都圏色・後期型)も合わせてご覧ください。