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第30号
2004.8.26
 ■九州新幹線800系つばめ Vol.1 Vol.1
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国際鉄道模型コンベンションをアンカーに、鉄道模型3大ショー夏の競演も盛況のうちに終了してしまいました。
アテネでは熱い夏が続いておりますが、国内では猛暑もヤマを越え、朝夕は心地よい風が吹くようになってきました。
そろそろ秋から冬にかけての新製品も気になりだす頃です。
というわけで、トミックス今年後半期の最注目新製品「九州新幹線800系つばめ」の紹介です。
今回お見せするのは、金型成型品に手塗り塗装をしたもので、夏のショーに展示されていたものと同じです。
photo photo
まずは、“つばめ”の名に恥じないその流麗なフォルムをごらんください。どのアングルから見ても、先頭車の尖鋭かつ優美なスタイルが見事に再現されていることがおわかりいただけると思います。
photo photo ヘッドライト、テールライトも特徴を余すところなく再現。
光らせなければならないテールライトの細さは設計スタッフ泣かせですが、期待にたがわない出来となっています。
そして一番の注目ポイントが車両間の連結部で、幌を含めたリアルな妻面の形状の再現と、極限まで狭められた連結間隔です。(左写真)

トミックスはこの実現ために、TNカプラ-をさらに進化させた“TSカプラ-”を新たに開発しました。(右写真)

新開発“TSカプラ-”

カバーを取った状態の“TSカプラ-”
左の2枚の画像は、“TSカプラ-”の3次元CADデータをレンダリング出力したものです。
伸縮式TNカプラ-の長所はそのまま受け継ぎ、さらに使いやすく安定した性能を発揮するように数々の新機構が取り入れられています。
その一つが円筒形の連結部で、車両同士のねじれを吸収し、脱線しにくい画期的な構造となっています。
(実用新案申請中)
もちろん屋根上も手抜かりはありません。
独特な形状の台を持つパンタも、左写真のように忠実に再現されています。

また、車番を始め、号車番号や記号、マーク等は全て工場印刷済で発売される予定です。