TOMIX HO情報室
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いよいよ発売の『E26系(カシオペア)基本セットB』。
今回は製品の魅力ポイントをご紹介いたします。
2018.02.22up

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 北海道新幹線の開業に伴い、2016(平成28)年3月で寝台特急「カシオペア」の運行を終えたE26系は、旅行会社のツアー専用臨時列車として再デビューするため、程なくして各種改造が施されました。主な改造の内容は、北海道へ乗り入れる際に北海道新幹線と同じ軌道を走行するためのもので、スロネフE26-1、スロネE27-1、スロネE27-101、カハフE26-1が対象となりました。改造後、試運転を経て同年6月から「カシオペアクルーズ」や「カシオペア紀行」として運行を再開しました。上野〜青森間はEF81形がけん引し、上越線を通過する場合は、勾配対策でEF64形を前補機とした重連が多く見られます。北海道乗り入れのけん引機はJR貨物から借り受け、青森〜五稜郭間はEH800形、五稜郭〜札幌間はDF200形が担当し、「カシオペア」として運行していた時代にはなかった組み合わせで運転されていました。なお、現在はJR東日本管内限定で運行されています。
 製品では、改造が施され、団体臨時列車として活躍する現在の姿をお楽しみいただけるよう、『E26系(カシオペア)基本セットB』を発売いたします。外観に変化が見られるカハフE26-1の作り分けなど、改造後の姿を再現しています。また、「カシオペア」時代を再現できる『E26系(カシオペア)基本セット』と共に、新旧どちらの編成にも対応できる『増結セットA』『増結セットB』も同時再生産いたします。まだお手持ちでない方はぜひこの機会にお求めください。
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 カハフE26-1の床下をご覧ください。北海道新幹線と共用する青函トンネルを走行するため、床下に新幹線用の無線装置が取り付けられました(写真上:基本セットB)。薄型のアンテナ付のカバーと交換する形で施工され、改造前(写真下:基本セット)と比較して外観上の変化が見られます。なお、この改造により室内には、元電話室のスペースに無線機器類が設置され、自量も0.4t増加しています。        
 製品では実車にならい、改造の前後で外観が異なるカハフE26-1の床下カバーを2種の基本セットで作り分けています。
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 「カシオペアクルーズ」や「カシオペア紀行」の運行時に表示される側面方向幕(写真左:基本セットB)は、特定の区間を運行するものではなくなったこともあり、「カシオペア」時代(写真右:基本セット)と比較して、行き先の表示が省略されたシンプルなものとなっています。
 『基本セットB』のシールもその表示に合わせており、『E26系(カシオペア)基本セット』とは異なるものが付属します。

けん引機は『EF81形(133号機・北斗星色)』や『DF200形100番代』を始め、
数多くラインナップしており、今後は『EH800形』も製品化予定です。
次回の情報室もお楽しみに!

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