583実車トップfoto 115湘南色トップロゴ

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photo インテリアもおろそかにはしておりません。
客室に再現されたセミクロスシートはもちろん、注目は運転室廻り。
運転席の計器類や時刻表差し、腰掛けの他、マスコンとブレーキハンドルまでも表現されています。これだけディテールが再現されていれば、皆さんが色差しして実感的に見せるのも自由自在です。
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113系2000番代車はなぜクハに2000番代と2100番代があるのでしょうか。
東海道線を基本にして、潮風にさらされやすい車体海側(“空気側”)にエアータンクなど空気関係機器及び空気管引き通し管を、内陸側(“電気側”)に電動機器や電気系引き通し管を配置する決まりがあるためです。2000番代は運転室を名古屋方、2100番代は東京方に連結されることになっています。当然、このジャンパ栓の法則は製品でもきちんと再現しています。前面や妻面でジャンパ管やジャンパ栓が3連になっている方が電気側、2連になっているほうが空気側で、2000番代と2100番代をよく見比べてみると、わかります。ですから、皆さんが113系2000番代を運転するときには、ジャンパの位置関係に注意して編成してみて下さいね。

蛇足ですがこのジャンパの法則は日本中に適用されるため、日本海縦貫線では電気側が日本海側に来てしまいます。うーむ、なかなか世の中うまくいきませんな。
今回は、113系湘南色の前頭部を中心にご紹介しました。
次回は、クハ111・3タイプの違いや、サロ110の表現を軸にご紹介していく予定です。
次号もお楽しみに!
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