2005/06 Gizmo さまより |
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Gizmo さまから、独特な機材のレポートを頂きました。 実写例を拝見すると、後方にドーナツ状のリングボケがありますね。これは、お使いになっている望遠鏡がマクストフ・カセグレン式のため、主鏡を遮る副鏡の影が原因で発生します。ニュートン式反射望遠鏡でも、同じような形でボケが出てきます。なお、屈折式望遠鏡には遮蔽物がありませんので、リングボケは発生しません。 ご覧いただいている方にあらかじめ申し上げておきますが、この機材はF13 を越える暗い光学系です。そのため、一眼レフのファインダーはかなり暗く、ピント合わせにはかなりの熟練を要すると思います。簡単には真似できないかも知れませんので、ご注意ください。 それから、ご紹介にもあるように、これらのパーツを組合せるとカメラの入り口が狭く、けられてしo?まう可能性が高いです。SD-1X(C)の内径は31.7mm しかありませんので、場合によると主鏡の有効径が絞られてしまうことも十分考えられます。ご利用にあたっては、この点も十分ご検討頂ければと思います。 (梶) |