M42ヘリコイドの使い方
M42ヘリコイドは本来カメラ用のヘリコイドとして開発したものですが、天体望遠鏡用としても有用な 機能を持っています。ここではM42ヘリコイドの天体用としての使い方をご紹介します。カメラ用として の使い方はこちらを参照下さい。
M42ヘリコイドS【7840】(左)
M42ヘリコイド【7842】(中)
M42ヘリコイドL【7841】(右)
M42P1オス、メスのネジを有しています。望遠鏡に取り付けるにはアダプターでM57P0.75に変換する必要があります。
【7523】+【7842】+【7525】+【7317】
最もポピュラーな組み合わせです。M57メスネジに接続できます。
4点合計の光路長は52~62mm、重量は約130g
【7523】+【7840】+【7525】+【7314】
最も光路長の短い組み合わせです。M57メスネジに接続できます。 4点合計の光路長は35~41mm、重量は約100g
【7523】+【7840】+【7525】+【7314】
最も光路長の短い組み合わせです。M57メスネジに接続できます。 4点合計の光路長は35~41mm、重量は約100g
【7523】+【7841】+【7525】+【7314】
最も光路長の長い組み合わせです。M57メスネジに接続できます。 4点合計の光路長は53~73mm、重量は約100g
【7523】+【7841】+【7525】+【7317】
最も光路長の長い組み合わせです。M57メスネジに接続できます。 4点合計の光路長は53~73mm、重量は約150g
【7841】+【7842】+【7840】
M42ヘリコイドは重ねて使用することが出来ます。 上記の組み合わせで光路長は56~92mmになります。
M42ヘリコイドシステム開発の背景
ボーグのヘリコイドの登場は1994年発売の金属鏡筒に遡ります。(今年は金属鏡筒発売 10周年に当たります)その金属鏡筒に採用されたのが、ヘリコイドM【7835】でした。この ヘリコイドMは特に天体写真マニアの間で高い評価を得ました。 ヘリコイドMの評価に自信を得た弊社は、次々と小型から大型まで多くのヘリコイドを発売 し、ヒットさせてきました。その中でこのヘリコイドを天体望遠鏡だけでなく、カメラにも使用 できないかとの声が高まってきました。それがこのM42ヘリコイドの発売に結び付いた訳 です。 このM42ヘリコイドはお蔭様で大ヒットして、ヨドバシカメラ等量販店でも定番で置かれる ようになりました。数が出るので他のヘリコイドよりも低価格で供給できるというメリットも あります。カメラ用なら天体用にも使えるのでは?と従来と逆のパターンで天体用にも使 われるようになった訳です。小型軽量なので、小さな望遠鏡に最適です。
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