BORG WORLD 画像作例集

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M42オリオン座の大星雲(2017/1/13) BORG90FL+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+EOS 6D HKIRボデー EM200USD3 +QHY130mm ガイド鏡+QHY5L-ⅡC +PHD2 露出:180,30,15,4sec 各1枚 DPP→PS CC+NIC Collection 千葉県清和県民の森オートキャンプ場 撮影者:荒様
<撮影者のコメント>
先日ファーストライトが出来、マルチフラットナー1.08×DG【7108】のお蔭で周辺まで非常にきれいな星像で満足しております。ありがとうございました。フラットをまだ当ててないので周辺減光が大きいですがフルサイズの画像です。

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M42オリオン座の大星雲(2017/1/13) BORG90FL+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+EOS 6D HKIRボデー EM200USD3赤道儀 +QHY130mm ガイド鏡+QHY5L-ⅡC +PHD2 DPP→PS CC+NIC Collection 千葉県清和県民の森オートキャンプ場 撮影者:荒様
<撮影者のコメント>
一応スタックしたものもお付けします。こちらは180sec*76、30sec*55、15sec*16、4sec*20です。
<中川総合コメント>
千葉の房総のそれほど奥でもない場所にしては非常によく撮れています。透明度も良かったのでしょうが、基本的な撮影技術が優れている証拠です。これだけ撮れれば今後が楽しみです。これからも投稿をお待ちしております。尚、マルチフラットナー1.08×DG【7108】は非常に優秀な補正レンズでBORGだけでなく、他社の望遠鏡にも相性が良いのが特徴です。1/31の皆既月食中の月を撮影するのに、マルチフラットナー1.08×DG【7108】を始めとする補正レンズがあると赤い月だけでなく、周辺の星もきれいに写るので、非常に印象的な写真を撮影することが可能になります。例えばこちら

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■89EDレポート 双眼装置 観望編
<レポートターの中西直樹様のコメント>
FL(フローライト)と比べると安価なEDですが、特に観望に関してコストパフォーマンスが非常に高いと感じています。 89EDに関してこのように感じているのは、私だけではないようです。 世界中の天文ファンが集うサイトでも、89EDは名機と言われるTeleVue-85と互角以上?!の眼視性能と評価されています。 https://www.cloudynights.com/topic/415959-borg-89ed-unboxing/ 比較的安価なことや、軽量・コンパクト、汎用性などを考えると、Borg EDシリーズは世界中でもっと注目されてもよいと感じます。

私の最近の89EDの主な用途ですが、双眼装置とカーボン三脚・カーボン鏡筒を組み合わせ、すぐにベランダで観望できるようにしています。 カーボン鏡筒で軽量化してあるおかげで、300倍くらいまで十分実用可能です。 先日、中川さんから紹介のあった月面Aも、かなり小さい地形ですが200倍強でくっきり見えました。時間の変化でAの形が変わる様子がとても興味深かったです。

条件が特に良い晩は、ビクセン製赤道儀SXD2にBORG107FLやBORG125SDを搭載して観望するのですが、やはり気合いが必要です(苦笑) それで89EDは、今一番稼働率が高い望遠鏡の一つとなっています。しかし、お手軽に見られるとはいえ、先ほどの評価にもあったように、決して妥協するような見え味ではありません。シーイングにもよりますが、上位機種のBORG107FLやBORG90FLと比べ大きく劣ることはありません(89EDのほうがF値が大きいことも差を縮める要因の一つと思われます)

個人的には、FLは色が濃く見え、EDは色が少しあっさりしていますが明るく感じます。いずれにしても、どちらも素晴らしい見え味です! 特に双眼装置を付けて月を高倍率で見ると、BORG107FLやBORG125SDで撮影した高解像度のモザイク写真のように見えます。 ただパソコンのモニターを見るより、実際にアイピースを覗くほうが、何倍も美しく臨場感にあふれていて、何度見ても感動します! さらに月は白黒のイメージがありますが、透明度が高い日は、特に海の部分に色々な色があるのが分かりとても美しいです(双眼で見るとさらに彩度が高く感じます)

これまで何度もレポートしてきましたが、Borgを撮影にしか使用しないのは本当にもったいないと思います。 鏡筒本体と比べると、安価なアダプターと天頂プリズムor正立プリズムとアイピースを揃えるだけで、こんなにも面白く美しいものが楽しめるのです。 BORG107FLなど口径が大きくなると、さらに見えるようになりますが、特に月はどの口径でも十分楽しめます。 この点BORG89EDは、価格と口径のバランスがよく、さらには他社の8cm級の半分くらいの重さしかないので特にお勧めです(Borgなら、いつでもFLにアップグレードできますし(喜))

<中川コメント>
89ED久々のレポートです。モニターの中西さんからはだいぶ前にいただいていたのですが、タイミングが合わずこの時期の掲載となりましたことをお詫びいたします。実は89EDは中西さんのレポートにもある通り海外の目の肥えた眼視ユーザーからの評価が高く、また国内でも業務用の対物レンズとしても高い評価をいただいており、まとめ注文をいただいている隠れた銘レンズです。特に限定の89ED見る撮るセット【6285】は価格的にもセット内容的にも非常にお得なセットとなっていますので、初ボーグとして強くおすすめいたします。

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■皆既月食見る撮るセット 3機種とも即納です!
あと1週間後に迫った1/31(水)皆既月食。その皆既月食を見るのも撮るのもこのセットがおすすめです。※販売店へのご注文は1/26(金)が最終です。お急ぎください!

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★1.31皆既月食撮影用おすすめパーツご案内コーナー★
◎中川の一押しパーツはHT-1【5556】↓です。
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<中川コメント>
手摺に装着されているのがHT-1【5556】です。今回の皆既月食は月の高度が約60度前後とかなり高く、ベランダや部屋から撮影するのは厳しい角度です。でもHT-1【5556】があればかなり上の方まで望遠鏡を向けることが出来るので、寒い戸外に望遠鏡を持ち運ぶことなく、自宅での撮影が楽しめます。「夜食を食べながら」、「テレビを見ながら」、「暖を取りながら」、「パソコンを見ながら」ゆったりと撮影が出来るのです。

■次におすすめなのが、微動雲台↓です。BORGの微動雲台は3種類ありますが、今お得なものは、以下のアルカクランプ微動雲台【3112】です。
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<中川コメント>
上の画像がおすすめのアルカクランプ微動雲台【3112】で現在即納です。下の画像は別売のロングプレート200【3200】を装着したところです。微動雲台があれば、長時間に渡る皆既月食の動きをきちんと追いかけることが可能になります。微動雲台がないと日周運動で動いていく月を常に追いかけることになり、疲れてしまいます。せっかくの天体イベントを快適に観察&撮影するためにも必需品といえます。月食の後も月、太陽、惑星などの天体写真や野鳥の撮影にも便利に使えます。本ブログの過去の月食の作例や記事はこちらから

P.S.実は今日1/24は月面Xの日なのですが、見頃は昼間になります。暗くなるころには見頃は過ぎていますが、その存在は見ることが出来るはずです。なるべく早い明るいうちの時間にチャレンジしてみてください。

P.S.2 本日1/25(木)、品切れしていた1.4倍テレコンバーターGR【7215】が入荷しました。皆既月食撮影の必需品です。在庫は一桁ですので、ご希望の方はお急ぎください。また、皆既月食特需に伴い、71FL全機種とレデューサー7872が品切れしました。次回は2/中以降入荷予定なので、残念ながら今からでは皆既月食には間に合いません。販売店で在庫をお持ちのところがあればそれは貴重品です。他の対物レンズも本日大量注文があり、77EDII、89ED、90FL、107FLなどが軒並み在庫品薄です。最新の在庫状況はこちらから。明日は皆既月食の情報を掲載予定です。(1/25)

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