今回の撮影機材：BORG107FL+BU-1（後方に7761併用）＋フジX-pro2ボデー　撮影：中川昇

今回の撮影機材：BORG107FL+BU-1（後方に7761併用）＋フジX-pro2ボデー　撮影：中川昇

ツミ5態（ペリット吐出し2017/7/1）共通データ：　BORG107FL+BU-1（後方に7761併用）＋フジX-pro2ボデー　一脚及びフェンスを利用　1:1ノートリミング　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
久しぶりにBORG107FL+BU-1を使ってみました。思っていた以上に操作性が良く、重さも意外と軽く、試しに完全手持ち撮影も試みてみましたが、短時間なら何とかOKでした。現在、2台のみ即納ですので、ご検討いただければ幸いです。BU-1の後方にM57ヘリコイドDXII【7761】を併用いただくとさらに操作性が向上します。今回はツミのペリット（不消化物の固まりのこと）の吐出しの瞬間を偶然撮影できました。これもX-pro2の連写性能の高さのお蔭です。

今回の撮影機材をばらしたところ：BORG107FL+BU-1（後方に7761併用）＋フジX-pro2ボデー　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
BORGはこうして分解できるのが大きなメリットです。そのお蔭でバスと電車での移動が可能になるのです。

月面（6/30）　BORG107FL+BU-1（後方に7761併用）＋フジX-T2ボデー　トリミング　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
非常に気流が悪かったのですが、ボーグの良いところはさっと撮影してさっと撤収できるところです。なので、気軽に撮影が楽しめます。天体も野鳥も眼視も撮影も気軽に楽しめるところが他のレンズにはないボーグならではの特長です。

オオルリの水浴び2態：BORG107FL+BU-1＋1.4倍テレコンバーターDG【7214】＋フジX-T2ボデー　撮影：小原玲様

＜小原先生のコメント＞
BORG107FLにX1.4テレコンバーターDGを富士フイルムX-T2につけて840mm相当での撮影です。北海道千歳市で撮影しました。 BORG89EDの機動性の良さもすごく好きなのですが、BORG107FLのシャープさを経験すると、多少重くてもこっちを使いたいと思ってしまいます。テレコンをつけても「これでもか！」という解像を見せてくれます。鏡筒部分も伸縮するので、近接の小鳥の撮影がとても便利になりました。

＜中川コメント＞
ビックカメラで合同写真展を行っている小原先生の作品です。小原先生はBORG89ED＋BU-1のユーザーでもあり、107FLも試作品をお貸出ししておりました。今回はその作品です。オオルリ自体を撮影することも困難で私は一度も撮影したことがありません。ましてや水浴びだとさらに撮影も難しいと思いますが、BORG＋フジX-T2らしい美しい発色となっています。背景のボケの美しさもボーグならではです。

開催中！【フジフイルム×BORG特別コラボ】小原玲×中川昇合同写真展会場の様子
＜中川コメント＞
すぐ隣に中古カメラコーナーがありますので、ついでに訪問する手もあります。モニター越しではない生プリントの迫力を味わってみてください。7/22（土）の合同天体観測会のついでに寄る手もあると思います。

P.S.最近、フジフイルムさんとはさまざまなコラボを行っています。先日はフジフイルムさんのFacebookで合同写真展の情報を載せていただきました。さすがは大メーカーさんで凄い反響でした。ありがたいことです。さらにはフジのGFX50Sという中判デジカメをお借りしてテスト撮影中です。これが実にスゴイ！何が凄いのかは、次回のブログの更新時に作例と合わせて情報を発信する予定です。ご期待下さい。

P.S.2　明日は七夕ですが、土星と月のランデブーもあります。ボーグでの撮影のチャンスです。