BORG WORLD 画像作例集

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火星・土星・アンタレス一直線(2016/08/23) BORG50mmF2.8【2850】7844+7840+7843+5016+フジX-pro2ボデー ISO12800 1/15秒 手持ち 撮影:中川昇
<中川コメント>
昨晩は久しぶりに晴れました。帰宅しながら、火星と土星とアンタレスの接近があまりにきれいだったので、通勤ボーグよろしく、BORGの引き伸ばしレンズの手持ちでさっと撮影したものです。ISO12800が普通に使えるのに驚きました。手持ち撮影が出来るということは、チャンスを逃す可能性が低くなり、最近の雲が発生しやすい気象状況下では大変有利です。BORGの引き伸ばしレンズも小さくて軽量なので、常時持ち歩くのに向いています。開放F2.8での作例です。火星・土星・アンタレスがもっとも直線上に接近するのは今日8月24日だそうです
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今回の撮影機材(参考) BORG50mmF2.8【2850】7844+7840+7843+5016+フジXシリーズボデー
<中川コメント>
上の画像はX-T1ですが、作例はX-pro2です。9月発売のX-T2も楽しみです。BORG50mmF2.8【2850】を選ぶ理由としては、1.外観のインパクト 2.小型軽量で常時携帯可能 3.マニュアル絞りの操作感 4.マクロ性能の高さ 5.外径が小さいので細い隙間からでも撮影可能 6.撮影自体がマニュアルだらけで楽しい などが挙げられます。BORG50mmF2.8【2850】 の作例画像はこちらから。IC1805_71FL_2s.jpg
カシオペア座のIC1805(Heart Nebula)と LBN667(Soul Nebula)その2 BORG71FL + 7872レデューサー (f=288mm F4.1) + ソニーα7改 ISO 3200 180sec 35コマ ダーク 10コマ FC-50赤道儀 ノータッチガイド撮影:根本 泰人様

<撮影者のコメント>
さて、先日お送りしたカシオペア座のIC1805(Heart Nebula)と LBN667(Soul Nebula)の画像ですが、星雲の骨格がわかるように 再処理し、トリミングして構図を整えました。台風5号からの 雲の影響で輝星ににじみが出ていますが、それもスパイスに なっているかもしれません。FACEBOOKに投稿したのですが、 評判は良いようです。撮影データは同じです。なにかの機会に ご活用いただければ幸いです。 

<中川コメント>
確かに再処理した今回の画像の方が見映えしますね。BORG71FL + 7872レデューサー の組み合わせは安定した性能を発揮してくれるので、天体写真ファンの間でも人気が高い組み合わせです。この夏はすでに71FLや90FLをお持ちの方が、レデューサー7872のみを購入されるケースも増えています。人気の71FLと90FLの両方に使えるというのが、人気の秘密のようです。レデューサー7872の作例画像はこちらから。
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この夏なぜか人気のBORGパーツ紹介1:HT-2【5557】
<中川コメント>
この夏、平年の2倍以上の勢いで売れているBORGパーツがこのHT-2【5557】です。半手持ち用なのでHTと命名しました。たぶん、この夏が非常に暑いので、大きな雲台や三脚は持ち歩きたくない、でもこのHT-2【5557】なら、一脚や小さな三脚でもトビモノが楽に追えるという判断が働いているのではないか?と推測しています。本製品のレビューはこちらこちらこちらから。

P.S.先日の鉄道模型のイベントでお客様から良く聞かれたことに、「最近望遠レンズでボーグよりも安くて軽量な製品がたくさん出ているのに、なぜ(鉄道写真を撮るのに)ボーグを選ぶ必要があるのか?」という問いがありました。その答えは、「ボーグは望遠鏡(天体・地上)にもなります。」です。

P.S.2 ここは弊社も原点を忘れがちなのですが、そうボーグは本来天体望遠鏡なのです。そもそも天体望遠鏡をわざわざ買う人は限られます。「大きくて重い」「天気に左右される」「見るものが限られる」などなどマイナス要因がたくさんあります。そう、天体しか使えない望遠鏡は買っても使わない可能性が高いのです。でもボーグなら、望遠レンズとしても超一級。望遠鏡としても超一級。見る撮るがハイレベルで実現できます。しかも自分だけのボーグを構築する楽しみがあります。

P.S.3 ボーグの望遠レンズセットを望遠鏡にするのに必要なパーツはアイピースプリズムアダプター各種だけです。撮影だけでなく、ぜひ見る楽しみも味わっていただくとさらにボーグにはまること間違いなしです。少々古い記事ですが、撮影と眼視の切り替えの方法を分かりやすく書いたこちらの記事も参照下さい。

P.S.4 東京では昨日は久しぶりに星が見えました。やはり星が見えると癒されますね。今日晴れれば、火星と土星とアンタレスの接近が見られます。本当に一直線に並びますので、お見逃しなきようにお願いします。上の作例にある通り、3つの星ともに明るいので手持ちでも撮影可能です。また、明日は通院と父親の介護でブログの更新はありません。ご了承ください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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