BORG WORLD 画像作例集

107FL(M13モノクロ 1.08DG ST-8300M 10分x4)s1.jpg
M13(球状星団) BORG107FL(試作品)+1.08DG【7108】+ST-8300M モノクロ10分×4枚 撮影:中西直樹様
107FL(M75ヘリコイド 1.08DG ST-8300) (1).jpg
今回の撮影機材 BORG107FL(試作品)+M75ヘリコイド(試作品)+1.08DG【7108】+ST-8300M SXD2赤道儀 撮影:中西直樹様

<モニターの中西さんのコメント>
こんにちは、中川さん 中西です。BORG107FL公開レポート 第26弾 M13(球状星団) モノクロ撮影編です。撮影機材は、107FL(試作品)+1.08DG+ST-8300Mです。 途中で曇ったたため、モノクロ10分x4枚だけです・・。

ただ、シーイングもよく、ピントもきちんと追い込めたので、107FLの性能をかなり引き出せたと思います! それで、先日撮影したM3より、かなりシャープになりました(露出が少ないのでノイズは多いですが・・) M13のほうが少し大きく迫力あるので、できればカラーとモノクロを撮り増しして、きちんとした作品にしたいところです。

<中川コメント>
BORG107FLがいかにシャープかが良くわかる作例です。というかこんなにシャープなレンズだったのか107FLは!という感じです。マルチフラットナ―1.08×DG【7108】との相性も素晴らしい(648mmF6.1)ので、すでにBORGシステムをお持ちの方は、共有できるパーツが多いことも朗報です。107FLのお問い合わせは多く、来年の北米横断皆既日食撮影用にお考えの方も多いようです。海外旅行に気軽に携帯できる最大口径ではないかと思います。

P.S.昨日の火星接近のマスコミの報道は、興味深かったというかかなり酷かったですね。この認識の低さは我々業界の責任でもあると痛感しました。特に酷かったのは、「火星が肉眼で楽しめるのはあと1週間だけ」というものです。取材する方もされる方も分かりやすい表現をする必要があり、それがエスカレートするとこうなるのだと思います。来年の北米横断皆既日食ではこういうことにならないように、本ブログでは今から気を付けていきたいと思います。さて、望遠鏡で楽しめる火星の賞味期間は少なくともあと1か月はあると思います。ただ、梅雨入りが近いので、その点ではここ1週間がひとつの山ではあります。少しでも近い今の内が、模様の見易さが明らかに違いますので、その点でもここ1週間がチャンスです。火星の撮影や観察に欠かせないパーツがコンパクト・エクステンダー・メタル【4603】です。只今即納です。

P.S.2 今年の火星のもうひとつの見所は、火星、土星、アンタレスの3つの星で作るトライアングルです。このトライアングルが次にみられるのは30年後です。その観点からみるとこのトライアングルはラストチャンスかも?ぜひ注目してみてください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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