BORG WORLD 画像作例集
2016年6月28日 16:36 67FL,K-3,カワセミ,絞りM75

IMGP0144ccs1.jpg

IMGP0263ccs1.jpg

IMGP9653ccs1.jpg

IMGP9651ccs1.jpg
雛祭り4態 2016年6月3-5日 BORG67FL+M75絞り【7075】+M57ヘリコイドDX【7758】+M57ヘリコイト゛LII【7861】+K-3ボデー 撮影者:笠井高明様

<撮影者のコメント>
中川さま。カワセミの子育ては既に完全に巣立ち、そのうちの1羽は近くの遊水池に居座って我々を楽しませてくれています。現在は2番子の抱卵時期に入って8月初旬には 無事に育ち、もう1度今回のように雛の撮影が出来ることを心待ちにしています。

投稿が遅くなりましたが、今年の一番子の川デビュー直後が週末に重なり、数日間撮影チャンスが巡ってきて、可愛いい雛の撮影が楽しめて幸運でした。今回も67FLと55FLを用意して撮影に臨みましたが、今年の雛デビュー場所も川幅が狭く、67FLでも雛が集まると画角からはみ出そうで撮影場所を工夫して対応しました。 67FLは鏡筒長が約250mmと短いのでM57ヘリコイト゛LⅡ【7861】を使うとフォーカスの山がシビアで、M57ヘリコイト゛DX【7758】が大活躍しましたが、新しいM57ヘリコイドDXⅡ【7761】ならもっとフォーカス合わせが楽に なると思いました。

<中川コメント>
笠井さんはいったい何枚撮影されているのでしょうか?マニュアルフォーカスで、よくこれだけチャンスをモノにするものです。笠井さんは動きモノのマニュアルフォーカス派の救世主ですね。今回の写りが素晴らしいのは絞りM75【7075】の存在が大きいと思います。ヘリコイドも複数お持ちなのも効いていて、場面によって使い分けが出来ているのが、ピントが良い理由かもしれません。

これだけ撮影されると画像のセレクトも大変だと思いますが、投稿時の枚数をもう少し減らしていただけると助かります。とはいえ、この選別作業は非常に大変なので、私が行っている方法を参考までにお知らせいたします。それは段階的選別法ともいうべき方法で、慣れると選別作業が苦にならなくなります。まず、全画像をXランク(上位)とAランク(下位)に分けます。ここは直感でXとAに仕分けします。XとAの割合は気にしません。仕分けすることそのものが重要です。次にXランクをさらにXとAに仕分けします。次にシーン毎に仕分けします。カワセミなら正面、後姿、横顔などとアングル毎に仕分けします。さらに、ブログに掲載できるレベルのピントか?ブレがないか?構図は?背景は?強くアピールできるポイントは?という目でさらにXとAに選別します。そういう目で見ていくと、だんだん目が肥えてきます。この選別作業を10回ほど繰り返すと、残った画像は確信を持てる高いレベルのものだけになるはずです。参考になれば幸いです。

P.S.6月は天体派にはなかなか厳しいシーズンではありますが、野鳥に目を転じると6月は最高の季節です。上記のようなカワセミの雛祭りに会おうものなら、興奮して眠れなくなります。カワセミに癒され、カワセミの画像に癒され、充実した至福の週末を過ごすことが出来、それが月曜日からの仕事の活力になるのです。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

カテゴリー
バックナンバー
ページトップへ戻る