カワセミ交尾5態 2016年6月12日(日) 撮影機材:BORG71FL+M75絞り【7075】+80φト゛ロチューフ゛+M57ヘリコイト゛LII【7860】+K-3ボデー ISO1600 1/1000~1/2000秒 トリミング 撮影者:笠井高明様
<撮影者のコメント>
中川さま。先日はカワセミ子育ての撮影でお会い出来ましたが、リフレッシュ 出来ましたでしょうか? カワセミの子育てを撮影しながらいつも感じることは、雛が巣立って1週間のある日を境に跡形もなく姿を消して2羽の親だけが子育て疲れで頭の毛は油が切れて濡れネズミ状態でぼろぼろになりながらも、次の2番子を頑張る姿を見て自然界の素晴らしさにいつも力を貰ってきました。今日は2番子を頑張るカワセミ親子の姿を71FL直焦点で撮影しましたのでお送り しますが、このMFは71FL400mmでどのシーンでも対応出来るの改めて71FLの 素晴らしさを再確認いたしました。
私のカワセミ給餌と交尾の画像の撮影位置を紹介しますと、給餌は2羽が止まって 給餌する枝に対して直角位置(左右のカワセミの正面側)から撮影し、交尾は雌が止まっている枝が突き出した方向(カワセミの真横側)から狙うと格好も良い解像度が撮れた画像が撮影できます。BORGレンズでカワセミ置きピン撮影は常に被写界深度を意識して撮影位置 を選ぶことが重要ですが、今回の場所は川へ護岸から突き出た枝で給餌や交尾をするので給餌の撮影位置を2羽が左右に見える場所を選ぶと、どうしても離れた 枝被りしない位置は上下流へ離れた護岸から撮影しなくてはなりません。 その点BORGレンズの高解像度を利用しレンズの中心から70%位の範囲に 入ればトリミングで充分な画質の画像が得られます。 この時2羽のカワセミのフォーカスは雌が待っている時にどの方向を向いて いても赤い足を狙ってEV拡大機能で足から前側にフォーカスを合わせるのが コツです。こうして雄が魚を咥えて飛んできたら連写すればOKです。 交尾は枝先から狙えば真横位置になるので向いている嘴から前側にフォーカス を事前に合わて鳴き声を頼りに撮影すれば撮影が出来ます。
<中川コメント>
いつも感心するのは笠井さんのアングルのうまさです。このアングルの良さがピントの良さ、絵になる構図、チャンスをより多くモノにできる歩留まりの良さ、などにつながっていて、楽しい充実した週末につながっているのだと思います。見習うべき行動パターンです。さらに笠井さんも書かれていますが、カワセミの逞しさにはいつも元気をもらいます。親の子離れの速さや割り切りの良さが子供の逞しさにつながっているのです。守るところは守るが突き放すところは突き放す。要はいかに自立を促すか?ここがポイントなのだと思います。実に勉強になります。
星景写真展「天の光・地の灯」にボーグS嬢が潜入!
<S嬢のコメント>
ボーグのブログで紹介されていたのをみて、無性に行きたくなり、昨日6/23に半休を取って行ってきました。想像以上に内容の濃い写真展で超満足しました。出展者はボーグユーザーの方も数名いらして、丁寧に説明していただきました。上の画像にもある通り、説明シートも用意されているので、1枚1枚丁寧に見ることが出来てとても良かったです。作品のレベルの凄く高いです。週末は様々なイベントもあるようでお勧めです。写真展公式サイトはこちら。
<中川コメント>
先日もご紹介した写真展ですが、大盛況のようです。週末はギャラリートークもあるようなので、お近くの方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?ボーグブログに度々掲載させていただいている名古屋のPECさんも6/26は来場されているそうです。弊社のS嬢も「行って良かったです」と興奮気味に報告してくれました。私も千葉天体写真協会の写真展を15年間続けているので、写真展の裏方がいかに大変なのかは良く知っていますが、これだけの段取りをするのは相当大変だと思います。そういう視点でも注目してみると面白いと思います。
P.S.ここのところ異常な勢いで売れていた4603の在庫が今日なくなりました。次回は7/中の入荷予定です。販売店に在庫があったら即入手すべきアイテムです。週末はたまりにたまった業務を片付けるため休日出勤の予定です。先週は毎年恒例のホタルを見に行ったのですが、時期が遅かったせいで、非常に数が少なく残念な結果でした。名物のトンカツを食べて帰ってきました。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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