BORG WORLD 画像作例集

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ひこうき雲2015/11/15 BORG55FL+7880セット+ソニーα7sボデー ノートリミング 撮影地:京都府加茂市 撮影:中川昇
<中川コメント>
先日奈良に行った時の作例です。この日は飛行機雲が出まくりでした。α7sはピーキング機能が優秀なので、こういう空ヌケの場面もピントを外しません。ただ、フルサイズとしてはマウント径が小さいので、周辺光量が少々不利になります。今日11月20日はユーミンの「ひこうき雲」が発売された日(1973年11月20日)だそうです。狙って掲載しました。私も大好きな歌です。DSC09536xxs1.JPG
奈良の朝もや2015/11/15 BORG55FL+7880セット+ソニーα7sボデー ノートリミング 撮影地:奈良市 撮影:中川昇
<中川コメント>
200mmのフルサイズだとこんな感じです。なぜ200mmの画角が心地よく感じるのか?それは50mmを1倍としたときの倍率換算でいうと4倍という適度な倍率が目に馴染むのではないかという仮説を立ててみました。肉眼で細部を注視するときの倍率に近いのかしれません。適度に周辺の風景が写るので、いったいどこが写っているんだろうと不安になることがないので脳が安心するのではないか?と感じています。
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今回の撮影機材:BORG55FL+7880セット※鏡筒はミニボーグ鏡筒DX-SD【6011】に換装+ソニーα7sボデー 撮影:中川昇
<中川コメント>
今回の奈良旅行の前半戦はこのミニボーグ鏡筒DX-SD【6011】を使用しました。ということはピントの関係でヘリコイドなしです。このヘリコイドなし仕様は実用になるの?と思われる方も多いかと思いますが、風景ならOKです。【6011】のしゅう動部が非常にスムーズなためです。野鳥や天体の撮影には慣れが必要ですが、慣れればこれもありという感じではあります。軽くてコンパクトで格好良いというメリットがあります。奈良旅行の後半戦はWヘリコイド仕様での作例を明日以降掲載予定です。
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新製品地上プリズムEP-3【7779】使用例:BORG71FL+ミニボーグ鏡筒DX-LD【6015】+MMF-1+アダプター+7779+アイピース+iPad+片持ちフォーク式赤道儀【3101】 撮影者:中西直樹様
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新製品地上プリズムEP-3【7779】の月面の作例:BORG71FL+6015+MMF-1+アダプター+7779+アイピース+iPad 撮影者:中西直樹様の奥様

 <モニターの中西さんのレポート>
こんにちは、中川さん。中西です。今回は、地上プリズムEP-3【7779】関係のダブルレポートです。まずは、BORG71FLレポート第7弾 EP-3天体観望編です。先日の地上観望編に引き続き、EP-3で月や恒星を見てみました。

まず、Borg純正・社外品のバローやアイピースを組み合わせて、月を観望しました。シーイングもまあまあだったので、71FLには過剰倍率気味の160倍まであげてみました。シーイングが落ち着いた瞬間、天頂プリズム同様の全く劣化を感じない素晴らしい見え味です!小さなクレーターまで、とてもシャープに見えます。ここまで倍率を上げると、正直言って「少しボケてくるのではないか?」と勝手に想像していましたが、想像以上に素晴らしい見栄味です。「これならもっと倍率を上げられる」と感じましたが、遠征していたため手元にあった機材では、これが最高倍率でした・・もちろん恒星も、とてもシャープに見えます。これらなら惑星も高倍率で観望できそうです。

この日は、月齢5と少し大きくなっていましたが、地球照もコントラストよく見えました。やはり見た目と同じ向きに見えるのは、違和感がなくとても気持ち良いですね!いつもより月が綺麗に感じました。今度は、スバルやオリオン大星雲など星の配列や星雲の形を覚えているものを、EP-3で観望したいですね!(天頂プリズムで、いつも違和感を感じていたので・・)EP-3は、Borgユーザーにとって必需品と言えるのではないでしょうか?!個人的には、それくらい気に入りました!

続いて、71FLレポート第8弾 EP-3+iPad月撮影編です。観望に引き続いて、月の撮影にも挑戦しました。と言っても撮影者は、私ではなく初心者の妻です。つまり、誰にでもこれくらいは簡単に撮れるということです(笑)今回は赤道儀を使用していないので、月がどんどん移動していくこともあり、手持ちの超広角アイピース Meade 8.8mm UWA 見掛け視界82°(45倍)を使用しました。

まずは、目で覗いて月にピントを合わせます。次にiPadのカメラをアイピースの上にセットします。手持ちなので、若干コツがいりますが、比較的簡単に月が入ります。ただし、背景が真っ暗なので、月が真っ白にとんでしまいます。とありえず、そのままシャッターを押すと、真っ白い月と地球照が、きちんと写りました。

今度は月をタップしてみます。月でスポット測光してくれるようで、適正露出になります。後はシャッターを押すだけです。これまた意外とよく撮れてびっくりです!あとは、ブレないよう、iPadが傾かないよう注意して撮りまくります。妻もかなり面白いようで、私がそろそろ止めようと言うまで意地になって何度も挑戦していました。このように、初心者や子供でも簡単に撮れるレベルですし、なおかつ相当楽しいようです。

今回の作例は、あえてシャープなど画像処理せずトリミングしただけですが、結構小さなクレーターまでよく写っています。天文にあまり興味がない友達に月を見せると、それなりに喜ばれますが、今回のように自分で撮影するほうが、もっと喜んでくれそうです。さらに、スマホやパッドで上手に撮影できると、すぐに友達にメールしたくなります。実際、我が家でもさっそく友達にメールしたところ、すぐに返事が返ってきて今度一緒に撮ってみようということになりました。

皆さんも、家族やお友達で月の撮影会など、いかがでしょうか?Borgの楽しさが家族に広まれば、新機材の購入も簡単になるかもしれませんよ?!(笑)

<中川コメント>
明日発売の地上プリズムEP-3【7779】ですが、今日もよく売れました。残僅少です。お急ぎの方は協栄産業東京店さんに明日入荷予定です。モニターの中西さんも上記のレポートのように気に入っていただいたようです。中川個人も、意外と良く見えるのでとても満足というか安心してお勧めできる地上プリズムです。3連休中の秋の風景や天体を新しいプリズムで見直してみませんか?癒されますよ。正立だと脳も安心するようでリラックスできるようです。
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★入荷!天体カレンダー2016&天文手帳2016★
<中川コメント>
ついに入荷しました!毎年大好評のプレゼント用の「天体カレンダー2016(オアシス・ダイレクト名入れ)&天文手帳2016(オアシス・ダイレクト名入れ)」が入荷しました。これをもらうには条件があります。BORGの本体・セット及び対物レンズ(2050を除く)を購入すると付いてくる愛用者カードを弊社に送付ください。先着200名様に限り、このカレンダーと手帳+毎年変わるおまけ品をプレゼントします。早い者勝ちなので、品切れの場合はご容赦下さい。参考までに昨年のプレゼント品の内容はこちら。カレンダーも手帳も今後1年間役に立つ情報が満載です。中川もこのカレンダーと手帳なしの生活は考えられません。愛用者カードがお手元にない方は、今すぐBORGをGETしましょう!ちなみにカレンダーの月面写真は上でもレポートされている中西さんの作品です。

P.S.長い1週間が終わりました。今週は奈良旅行に始まり、奈良から戻った途端に父親の施設から、またまた施設を脱走したとの連絡がありました。幸いGPSのお蔭ですぐに見つかったのですが、ケガをしており、その対応に大わらわでした。18日はエルトンジョンのコンサート、19日は通院、今日20日は会社の健康診断と避難訓練がブッキング、さらにはBORGスタッフが体調不良で離脱、その間に新製品2種の発売準備と発送となかなかタフな1週間でした。

P.S.2 ただ、こういうタフな体験は確実に身になり、さらにタフになっていくので無駄な体験ではありません。先日も書きましたが、ラグビーの五郎丸選手が言った「準備とハードワーク」がいかに大事かを再認識しました。というわけで、お客様からのお問い合わせが山のように溜まってしまい、また来週発売予定の新製品3種(320006300610)の発売準備もあり、さらには今年最大の目玉商品、BORG55FL+7880セットの発売準備もあり、3連休は1~2日間出勤になる可能性が高いです。業務をすすめるために連休中のお問い合わせは販売店へお願いできますと助かります。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

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