BORG WORLD 画像作例集

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パナソニックG7による翡翠 BORG89ED(直焦点)+ドロチューブホルダーDX【7780】+絞りM75【7075】+MMF-1【9858】+M57ヘリコイドDXII【7761】+パナソニックG7ボデー 1~3枚目:ISO1600 4枚目:ISO1250 1~2枚目:1/400秒 3枚目:1/250秒 4枚目:1/640秒 半手持ち ノートリミング JPEG撮って出し 撮影:中川昇 2015/06/27P3560167Xs1.JPG
今回の撮影機材 BORG89ED(直焦点)+ドロチューブホルダーDX【7780】+絞りM75【7075】+MMF-1【9858】+M57ヘリコイドDXII【7761】+パナソニックG7ボデー 撮影:中川昇 2015/06/27

<中川コメント>
G7による初カワセミ。いつもながら新製品のデジカメで初めて撮影するカワセミはワクワクドキドキする。前日から遠足気分。期待半分。不安半分。ただ、今回は月面撮影で事前に解像度が高そうな感触は得ていたので、その点では期待の方が勝っていたかも?

結論としては、上の作例の通り野鳥撮影用デジカメとして合格。ISO1600、ノートリミング、JPEG撮って出し、半手持ち撮影という必要最低条件を満たしてくれたので、「買って良かった。ボーグ向きのデジカメで良かった。」という結論に至った。今日の作例は子育てに疲れた母カワセミなので羽毛が乱れているが、明日ご紹介予定の幼鳥はきれいな羽毛を捉えている。

<カワセミ撮影におけるG7の良い点>
●センサー解像力は期待通りに高い。カワセミの羽毛がJPEG撮って出しでこれだけ出てくれれば御の字。
●高感度ノイズはまずまず。ISO1600までは常用可能。試しに3200~6400で使用したところ、緊急用としては使用可能なレベル。
●電子シャッターは手ブレ防止に非常に有効。半手持ち撮影で600mm(換算1200mm)で1/250秒でもぶれないカットがあった。また、電子シャッターの欠点であるこんにゃく現象が目立たないのもありがたい。
●EVFは非常に見やすく、EVF上で羽毛の微細構造がハッキリわかる。目の角度で見えが変わることもなく優秀なファインダー。
●4Kフォトは使える。作例は画像をセレクトした後に掲載予定。パッと見は通常のスチルと変わらないかも?
●長時間ホールディングしていても疲れない。持っていてグッとくる感じがするカメラ。デジボーグ向き。
●全体として、写りが良く、使いやすく、軽く、手に馴染み、久々に買って良かったと感じるカメラだ。 

<カワセミ撮影におけるG7の良くない点>
●ピント拡大の中心部のポイントがいつの間にか脇にずれていて、いざという時にピントを合わせ損なうケースが頻発。ロックができるのか?
●タッチパネルが押しにくい。私の太い指では誤操作が起きやすい。
●電子シャッターはバンバンシャッターが切れるので、撮影カットが異常に増えてしまい、後の写真の整理が大変。同じようなカットを量産してしまいがち。
●サイレントモードは便利だが、シャッターを押している実感がなく、撮れているのかいないのか不安。ブレも誘発してしまう。
●他にも欠点はあったはずだが、利点の方がはるかに上回った感じ。

P.S.というわけで、G7のレポートはまだまだ続きます。明日はカワセミ幼鳥とカルガモ編の予定です。ご期待下さい。デジカメ次第でBORGの写りが変わります。その辺の情報も今後、情報発信していきたいと思います。今回の作例のカワセミの眼に映る風景にも注目ください。これだけクリアーに映る機材はそうはありませんよ。ほとんど画像をいじらずに、ここまで抜けが良い写りを見せてくれるBORG。素直な描写が大きな魅力です。

P.S.2 27日(土)はいつもの川でカワセミ撮影をしましたが、、28日(日)は予想以上に晴れたので、海に出かけました。大磯のアオバトもついでですが、撮影出来ました。ここのアオバトは有名なので、以前撮影した時はカメラマンが大勢いらしたのですが、昨日は夕方で悪天候ということもあり、わずか1名。その1名の方が何とBORG90FLをご使用されていました。それだけでも驚きなのに、その90FLの方が帰られた後に来られた方が何とBORG71FLを持参。私がBORG67FL+G7。何とBORG率100%の照ヶ崎でした。こんなこともあるんですねえ。BORG普及しています。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

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