BORG55FL対物レンズ量産品（フードとセル）
＜中川コメント＞
いよいよ量産品があがり出しました。口径：55mm、焦点距離：250mm、F：4.5、２群２枚フローライトアポクロマート、マルチコートです。ひとことでいうと、「明るくてシャープなレンズ」です。システム製品であるボーグだからこそ出せるスペックのレンズだと思います。フィルターはフードの先端に58mmが装着できますので、太陽撮影の場合は58-62mmステップアップリングを併用してください。

BORG55FL対物レンズ量産品（フードとセル）
＜中川コメント＞
発売は12月末の予定ですが、ご予約は近々開始予定です。価格も含めて近日中に本ブログで発表予定です。今回は黒仕様のみの発売です。初回生産数はわずか100本です。すぐに売り切れてしまうと思います。ぜひ冬のボーナスは55FL用にとっておいてください。対物セルは画像の通り、小口径ながらしっかりと作られていますので、ハードな使用にも耐えるタフな構造といえます。

 

紅葉とカルガモ＆紅葉と鹿　BORG55FL（試作品）（直焦点）＋絞りM57【7057】＋オリンパスE-P5ボデー（1：1モード、ノートリミング）　撮影：中川昇　撮影地：奈良公園大仏池

＜中川コメント＞
この画像は55FLの直焦点のコントラストの良さ、ヌケの良さ、イメージサークルの状態をよく表した作例だと思います。レンズ枚数わずか2枚というロスの少ないレンズ構成が幸いして、ご覧のとおり水面は鏡のようです。基本JPEG撮ってだしです。欠点であるイメージサークルの狭さもマイクロフォーサーズを１：1で使う分には気になりません。それ以上は補正レンズの併用をおすすめします。

P.S.今日は休み明けの月曜日ということもあり、注文数が凄かったです。特に今日は直販が多く、メーカーに直接問い合わせをしながら注文をするというパターンが目立ちました。弊社も手間がかかる反面、お客様のニーズやお困りの部分が手に取るようにわかるので、コミュニケーションの場としても貴重な場だと感じました。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。