BORG WORLD 画像作例集

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皆既月食 適正露出時間表(ISO400)(あくまで目安の時間です。単位は全て秒です。)
商品名・焦点距離/F値 満月 食分40% 食分80% 皆既中
67FL・300/4.5 1/3200 1/800 1/200 1~20秒
50FL・400/8 1/1000 1/250 1/60 2~60秒
71FL・400/5.6
90FL・500/5.6
1/2000 1/500 1/125 1~30秒
89ED・600/6.7 1/1600 1/400 1/100 1~40秒
125SD・750/6 1/2000 1/500 1/125 1~30秒
※表左端の数字は、左から「商品名・焦点距離・F値」を表します。
※当日の空の透明度等で大きく露出時間は変わりますので、必ず段階露出を行ってください。
※1.4倍テレコンバーター併用の場合は、この表の倍の露出がかかります。
※レデューサー併用の場合は、この表よりも速いシャッターが切れます。
※皆既中は適正露出があってないようなものです。どのシャッタースピードでもそれなりに写ります。
※露出時間が1/4秒よりも遅くなると月が動いてぶれてしまいます。皆既中はISOを上げて1/4秒以上にするか赤道儀で追尾してください。

・10月8日の皆既月食のBORG特集ページはこちらから。
・10月8日の皆既月食のアストロアーツの特集ページはこちらから。
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<中川コメント>
月食ですが、台風一過で晴れそうです。まずは今晩、お手持ちのBORGで月面をテスト撮影しましょう。
●まずはピントあわせです。今晩晴れたらピントを追い込み、ベストと思われる目盛りをメモしてヘリコイドをロックしておきましょう。皆既月食当日、雲が多くて雲間からしか月が見えないときにもこの「メモリー効果」は威力を発揮しますよ。
●次に露出です。上の表を参考に段階露出を試みてください。月食は適正露出があってないようなものです。液晶画面での見え方に固執することなく、大胆に段階露出を試みましょう。それぞれの露出の中にそれぞれの適正露出があるはずです。
●最後にブレ対策。今の三脚、雲台で大丈夫か?ヒップサポート装置HP-1【5555】でバランスを取るとぶれにくいかも?片持ちフォーク式赤道儀【3101】があると追尾に便利です。
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BORG89ED+絞りM75+BU-1 オリンパスE-M1 ボデー トリミング RAW撮り、オリンパスソフトのアートフィルター、ポップアート仕上げ 長野県松本市 撮影:花里芳久様
<撮影者のコメント>
中川様、こんにちは。ボーグ歴はまだ2年足らずの未熟者ですが、既に3つのBORG玉が枕元にあります(笑)。スーパームーン、満月とノッペリした絵しか撮れずがっかりでした。そして9月13日、夜11時頃寝ようとしたところ、中川様のその日のブログ「満月ののっぺりした姿にがっかりした方も名誉挽回のチャンスです。」という記事を思い出し、急きょ撮影する事にしました。

突然の思いつきでしたので、鳥撮用のがっちりした三脚は庭に止めた車の中。部屋にあった耐荷重1~2キロのコンデジ用の簡易三脚にバズーカ砲を載せての撮影です。(笑)最近、新製品ラッシュですが89EDもいけるじゃぁないですか。
 
<中川コメント>
ポップアート仕上げのため、仕上げが独特になっていますが、シャープな画像です。10月8日の皆既月食はふだん野鳥しか撮影しない鳥屋さんもとり逃せない一大イベントです。ぜひBORGユーザーなら10月8日だけはレンズを月に向けてあげてください。 
機材写真s.jpg
ロケット打ち上げのテスト撮影の機材:71FL・77EDIIなど 撮影:だいとしぃ様
<撮影者のコメント1>
星ナビの記事中には盛り込めなかったのですが、この5月に追尾撮影した機材をテストしている様子を写した写真を添付します。 こちらの写真では、BORG 71FLとBORG77ED2の組み合わせになっています。最終的にはいろいろ実験した結果、静止画側にBORG77ED2+7108+E-M10、動画側に、
BORG77ED2+E-M1としました。これは、いろいろ試して分かったE-M1の強力な動画
手ぶれ補正機能を、活かすためこうなりました。以前中川さんのblogに乗せていただいた時の記事はこちらで、
http://www.tomytec.co.jp/borg/world/blog/2012/08/20120830.html
先月号の掲載の見開き部分の写真と一緒の2012年夏に撮影したものになります。

<撮影者のコメント2>
中川さんこんにちは、だいとしぃ(Twitter ID @idaitoshi)です。皆既月食特需(?)でお忙しいことと思います。そのうちはやぶさ2特需なんてのも来るかもしれません。先日お話していた

「星ナビ2014年10月号(9月5日発売)」へ「ロケット打ち上げを見に行く」と「星ナビ2014年11月号(10月4日発売)」へ「ロケット打ち上げを撮る」が掲載されました。
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/09/04hoshinavi/index-j.shtml
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/10/03hoshinavi/index-j.shtml
先月号は、種子島でのロケット打ち上げ見学方法の説明がメインのためBORGを使用した写真は少なめで、記事後半部分に夜間ロケットを撮影した1枚のみになります。この写真、撮影時には無人だと思っていたのですが、5~6kmほど離れたところから撮影しているのに、ロケット足元で作業する作業員の人がしっかり写っていて、記事作成時に気が付きました。
また、今月号では「ロケット打ち上げを撮る」ということで、撮影方法について拡大撮影から広角撮影のやり方まで、紹介させていただきました。今年5月に打ち上げられたH-IIA 24号機(だいち)をBORGで追尾撮影した写真なども掲載しています。

<中川コメント>
星ナビにロケットの記事を書かれているだいとしぃさんから機材の画像とコメントをいただきました。このロケット打ち上げのイベントは今後BORGの需要を高める重要なイベントのひとつになるだろという予感があります。軽くてよく写る望遠レンズが求められているのですが、その需要にBORGがぴったりなのです。だいとしぃさんはその先駆けといえます。ロケットの打ち上げはとにかくエキサイティングだそうです。私もぜひ見てみたいと考えています。
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SL ペンシルボーグ25+7362+7921+7922+OMD オリンパスE-M5ボデー 撮影:田村様(山口市) 
 
<撮影者のコメント>
中川 昇様、ご無沙汰しております。山口市の田村です。先日はボーグヌマー認定有難う御座いました。認定頂きましてから何か投稿しようと思っておりましたが、ローカル線の山口線が全線復旧した事も有り、コ・ボーグ36EDや45EDⅡ、M42ヘリコイドシステム等を駆使しながらSL撮影に励んでおりました。かわせみやその他の鳥、景色も頑張って撮ってはおりましたが・・・。

今回、ペンシルボーグにてSLを撮影しましたところ素晴らしい解像度に再認識されましたので、投稿させて頂きました。ペンシルボーグ25+7362+7921+7922+OMD E-M5(ピント合わせは36EDで慣れておりましたのでペンシルボーグ後鏡筒のドロチューブにて)お体には十分ご自愛頂き開発、ブログの更新宜しくお願い致します。追伸:月の撮影もチャレンジしております。良いものが撮れましたら投稿させて頂きます。
 
<中川コメント>
あまりに良く写っているので、思わず掲載してしまいました。ペンシルボーグも侮れない実力を秘めているということです。今後のブログの投稿再開ですが、皆既月食を契機に解禁とさせていただきます。ただし、解禁と共にあまりに大量に投稿が来てしまうと、色々と業務に支障が出るので、やり方が非常に難しいのですが、とりあえず、明日のブログで詳細を発表させていただく予定です。よろしくお願い申し上げます。
 
P.S.台風には参りましたね。弊社も今朝は暴風雨により、BORGスタッフは中川のみの出社で焦りました。午後から何とかスタッフが集まり始めたのですが、予定が大幅に狂ってしまい、今日発送予定のご注文が送りきれない事態となっています。月食需要と思われるものから優先で出荷していますが、道路事情もあり、予定通り届かない場合もありますので、その点ご了承ください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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