奈良の鹿　BORG50mmF2.8【2850】→F8＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO25600　1/25秒　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇　奈良・東大寺大仏池　
＜中川コメント＞α7sのISO25600の作例です。高感度NRは標準です。個人的にはブログなら十分に使えるという印象です。何しろF8に絞っても手持ちが出来るのは大きいです。
奈良の鹿　BORG50mmF2.8【2850】→F8＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO102400　1/15秒　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇　奈良・東大寺講堂跡　
＜中川コメント＞これはISO102400というソニーの常用感度の上限です。高感度NRは標準です。肉眼ではかすかに鹿のシュルエットが見える程度でしたが、EVFではすでにこの画像に近く見えていました。この状況で手持ち撮影ができる恐るべき高感度性能です。
大仏ホタル　BORG50mmF2.8【2850】→F8＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO2500　20秒　ノートリミング　三脚使用　撮影：中川昇　奈良・東大寺講堂跡　
＜中川コメント＞ISO2500では全く問題なし。高感度NRは標準、長時間NRは入です。ホタルは中央奥に少し居るだけで不発でしたが、ホタル撮影向きのデジカメです。
大仏ホタル　BORG50mmF2.8【2850】→F8＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO51200　20秒　ノートリミング　三脚使用　撮影：中川昇　奈良・東大寺大湯屋　
＜中川コメント＞長時間NRを切に設定してしまったため、ノイズが出ていますが、基本的には十分に使える画質です。ホタル撮影もレンズ絞って撮影できるようになり、表現の選択肢が増えました。
大仏ホタル　BORG50mmF2.8【2850】→F8＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO16000　25秒　ノートリミング　三脚使用　撮影：中川昇　奈良・東大寺大湯屋　
＜中川コメント＞ISO16000でこの低ノイズ。使える、遊べるデジカメです。天体撮影が楽しみです。
笑い仏　BORG50mmF2.8【2850】→F11＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO1000　1/1250秒　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇　奈良・当尾の里　
＜中川コメント＞これはBORG50mmF2.8のシャープさが良く分かります。フルサイズの隅々までシャープです。この笑い仏の画像を見たあなたはハッピーになれますよ。当尾の里は石仏の名所で、里山の風景を楽しみながら気軽にウォーキングできるとても良いところです。

岩船寺　BORG50mmF2.8【2850】→F8＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO1250　1/160秒　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇　奈良・当尾の里　
＜中川コメント＞ISO1250は何の問題もなく常用できるので、どんどん絞れます。 
岩船寺のあじさい　BORG50mmF2.8【2850】→F8＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　ISO1250　1/320秒　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇　奈良・当尾の里　
＜中川コメント＞これもISO1250です。雨の日の撮影も安心して手持ち撮影が楽しめます。

今回の撮影機材：BORG50mmF2.8【2850】＋7844＋7840＋7843＋5013＋ソニーα7sボデー　撮影：中川昇　奈良・岩船寺
＜中川コメント＞今日も引伸ばしレンズの受注は続き、発売日入荷分50台はおかげさまで完売しました。ただし、以下の販売店では多めにご発注いただいているので、在庫の余裕が出る可能性があります。協栄産業東京店と協栄産業大阪店です。商品は今日発送しますので、販売店には明日以降の入荷となります。 
【本製品使用上の注意】
引き伸ばしレンズのご使用が初めての方も多いかと思いますので、以下に主な注意点をご案内いたします。
●絞り操作リングについて：本レンズを着脱する際は、絞り操作リングを持たずにレンズの根元の部分を持って着脱してください。絞り操作リングを持って強く回すと、絞りリングが破損する恐れがあります。これが最重要ポイントです。
●絞りの表面について：本レンズの絞り羽根は耐久性の高い「ばね鋼」を採用しているため、絞りの表面に擦れたような跡が出る場合があります。最初は気になるかもしれませんが、性能に影響はありません。
●絞り開放時の絞り羽根について：本レンズをF2.8絞り開放でご使用になる際に、レンズ前面から絞り羽根が少し見える場合があります。これも最初は気になるかもしれませんが、その状態でF2.8としていますので、性能に影響はありません。
 

犬3態　BORG50mmF2.8【2850】＋7844＋7840＋7843＋5016＋フジX-E1ボデー　撮影：中西直樹様 

＜撮影者のコメント＞
こんにちは、中川さん。中西です。引き伸ばしレンズ 50mm F2.8 レポート第７弾 動物編です。

自称　岩合氏の弟子として動物写真の作例ははずせません。(岩合氏が審査員のコンテストで入賞して、サイン入りの写真集をいただいただけですが・・(笑))それで、友人宅に生まれた生後二か月の子犬を撮影させてもらいました。わずか生後二ヶ月で親とあまり変わらない大きさに成長していますが、まだまだあどけなく一番かわいい盛りです。

今回の作例は、柔らかい毛を描写するために全て開放絞りで撮影しました。APSで50mmF2.8だと、被写界深度がちょうどよい感じです(F1台だと少し浅すぎ？)ぬいぐるみのように柔らかくて気持ちのよい毛が表現できたと思います。さらに、つぶらな瞳の表現が素晴らしいです。

このように、ペットなどの動物写真にも、Borg引き伸ばしレンズはお勧めです！被写体のかわいらしさが引き立っています。特に、開放でのレンズの味が何とも言えません。他のレンズで撮る気がなくなりそうで非常に困ります(笑)あと、このような作品では、AFで狙ったところにピントを合わせるのは不可能だと思います。それで、Borgヘリコイドの使い勝手のよさが際立ちます。

実は、Borg引き伸ばしレンズ 50mm F2.8には、もう一つ得意分野があります。それはポートレートです。動物写真にも通じるものがありますが、女性に喜ばれる写真が必ず撮れます。(もちろん最低限の技術は身につける必要はあります)私も、たくさん撮影しました(というか撮影させられた？)ただ、残念ながらモデルの意向で非公開です(笑)たくさんの傑作が撮れましたので、引き伸ばしレンズがポートレート撮影にも非常に適しているのは間違いありません。逆光にも強いので、髪を輝かせたりとか、自由自在に撮れます。動き回る子供の場合は、それなりに工夫がいりますが、大人の撮影であればマニュアルフォーカスのほうがかえって撮影しやすいです。

ということで、Borg引き伸ばしレンズは、ペットなどの動物写真やポートレート撮影がお好きな方にもぜひお勧めです！※今回は、結構自信作なのでピクセル等倍画像です。重くてすいません    (ただ、結構被写体が動き回っていたので・・、若干トリミングしています) 

＜中川コメント＞
大きな画像ですが、凄くいい感じに写っています。絞り開放でこれだけ柔らかく写るのは嬉しいですね。ポートレートはぜひ掲載したいところですが、ネットではなかなか難しいので、何かの機会にぜひ拝見したいものです。こうみるとBORG50mmF2.8【2850】はBORGらしく万能な50mmレンズという感じがします。

P.S.というわけで、好評の引伸ばしレンズは今日出荷予定です。少々、使い慣れない面があるかもしれませんが、気にせず、どんどん使い倒してみてください。今日は給料日ということもあり、HPのアクセスが急上昇しています。長期で品切れしていた6×30ファインダー脚付【0037】が入荷しました。現在即納です。

P.S.2　いつもお世話になっている山田久美夫先生（Digital　Camera　JP主宰）から以下のご案内をいただきましたので、ご案内いたします。

「今週、6月27日より、新宿御苑前の富士フォトギャラリー新宿にて、作品展を開催したします。

タイトル：山田久美夫 作品展「Flower Portrait」。
会期：6月27日(金)～7月3日(木)。10-18時（最終日14時まで）
会場：富士フォトギャラリー新宿（新宿御苑前下車）

http://www.prolab-create.jp/products/gallery_shinjuku.html

私は会期中、連日とも、ほぼ終日、会場におりますので、もしよろしければ、ご覧いただければ幸いです。」

近くの新宿御苑は花の撮影ポイントでもありますので、ぜひお立ち寄りいただくと山田先生とお話が出来るかも？今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。