BORG WORLD 画像作例集

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満月満開 FUJINON 105mmF5.6(引き伸ばしレンズ)+M42ヘリコイドシステム F11 25秒 ISO:800  EOS Kiss X5 2014/04/15 19:32 撮影者:山内壮介様(福島県)<撮影者のコメント>ついでなので、食が終わってから棚倉城まで行って満開の桜と満月を楽しみました。50mmとは違う焦点距離の引き伸ばしレンズも発売予定だとか?何ミリになるのか楽しみですね。広角だと嬉しいな(笑)ところでBORGの引き伸ばしレンズなんだから、M42マウントのほうがADなしで取り付けられると思うんですが(^^;1024-P4149491ss.jpg
14番目の月と桜 BORG 77EDⅡ×0.7(f357mm F4.6) 自作レンズキャップ絞り(37mm) ピントは桜。絞り効果で月の模様がいい感じです。OMD/E-M5 A-0.3 ISO:200 2014/04/14 17:40 撮影者:山内壮介様(福島県)1280-IMG_9182raw.jpg
月食終了直後の半影食の月 BORG77EDⅡ×0.7(f357mm F4.6) 1秒 ISO:800 Canon EOS Kiss X5 2014/04/15 18:35:37※http://yamanon.at.webry.info/201404/article_16.html 撮影者:山内壮介様(福島県)
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山内壮介様(福島県)の撮影機材(77EDII+BU-1セット、76アクロマートプラ鏡筒、ビクセンSP赤道儀)
<撮影者のコメント>撮影用の77ED+BU-1ですが、星見にも使ってます(もともと望遠鏡なので変な表現ですが)。77ED金属鏡筒より合焦範囲が長いので快適です。BORG76プラとレンズをとっかえひっかえ楽しんでます。2つ合わせても軽いので同架して見て撮ってます。76プラのターレット接眼部を使ってると、80径のフリップミラーとか欲しくなります。ターレットまではいらないから、フリップ接眼部を復活させてくれないものだろか(^^ゞ
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山内壮介様(福島県)の簡易絞り<撮影者のコメント>ついでにレンズキャップに穴開けた絞りも作ってみました。キャップに穴開けてフィルター枠を接着してます。フィルターネジが使えるので、ステップダウンリングで更に絞れます。簡易的な絞りですが効果は抜群です。下に作例を掲載。純正であったら売れるかも?→<中川コメント>純正品ありますよ。弊社の宣伝不足ですね。少々ショックです。こちらから。即納です。今太陽黒点も真っ盛りです。
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BORG77EDの絞り効果(対物前キャップを流用) 撮影:山内壮介様(福島県)

<撮影者のコメント>
中川さんこんにちは。福島の山内です。月の出食は福島は満開の桜なので見れれば絵になるので狙ってました。ただご近所では、無限遠に近い桜&開けた場所&電線なしは見つからなかったので電線が邪魔だけど妥協して、地元の棚倉城の桜と月の出食です。右上が欠けていますが、月食終了直後の半影食です(^^;月が赤いのは夕日と同じ原理で月食によるものではありません。

ところでBU-1の三脚台座がセンターが大カメラネジなので変換ネジを追加してます。センター位置もカメラネジで使いたい場合もあるので(^^;ただこれだとフラットにならず飛び出る(エミツ製)。仕方がないのでヤスリで変換ネジのツバを削りました。フラットにねじ込める変換ネジがあったらぜひBORGで取り扱ってください。http://kanotuno.at.webry.info/201404/article_8.html

PS:次期購入は36EDと言ってましたが撤回します(^^; 55FL・・・スペックがミニボーグ!「元祖ミニBORGの逆襲」じゃありませんか!これは(生みの親として)なんとしても買わなくちゃ(笑)それに合わせてスリムフラットナー1.1×DGのM57バージョンもお願いします。

<中川コメント>
さすがはミニボーグ生みの親、山内さんならではの作品とアイデアですね。素晴らしいです。55FLはこれから試作するので、発売はまだまだ先ですが、相当良さそうです。でも36EDもいいですよ。36EDの軽さは散歩ボーグの強い味方です。これからも斬新なアイデアを期待しています。ちなみに月食ですが、次回は2014年10月8日です。前回の皆既月食の様子はこちら。皆既月食は本当に神秘的な天文現象でBORGユーザーなら見逃してはならない大イベントです。
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BORG50/2.8+M42ヘリコイドシステム+フジX-E1ボデー 撮影:中西直樹様50mmF2[1].8(スナップ1).jpg
BORG50/2.8+M42ヘリコイドシステム+フジX-E1ボデー 撮影:中西直樹様50mmF2[1].8(スナップ4).jpg
BORG50/2.8+M42ヘリコイドシステム+フジX-E1ボデー 撮影:中西直樹様

<撮影者のコメント>
こんにちは、中川さん。中西です。引き伸ばしレンズ 50mm F2.8 レポート第2弾 スナップ編です。今回はレンズとカメラの フル マニュアル コントロールに関して少しふれたいと思います。Borg 引き伸ばしレンズ + X-E1は、レトロなイメージで痺れるかっこよさです。しかし、それは単なる印象にとどまりません。実際の操作もマニュアルで非常に使いやすいです。これは、最近のデジタル一眼レフカメラ+AFレンズでは決して味わえないものです!絞りやヘリコイドの感触、カメラの露出補正やシャッタースピードのダイヤルのクリック感など、さわって初めて分かる感動があります

X-E1を取り寄せていただいた懇意にしているキタムラの店長さんにも触っていただきましたが、「この感触は素晴らしい!」と言っておられました。伝説に残るようなマニュアルフォーカスレンズを含め、数々のレンズにふれてこられた方の意見として重いものを感じました。「正直言って、このレンズは有名にさえなれば売れるよ!」と言っておられました。確かに、一般の方々への認知度がまだ低いことだけが問題かもしれません。引き伸ばしレンズを含め、Borgブランドをもっとアピールしていく必要性を感じました。

では、実際の撮影時のイメージを簡単にご説明したいと思います。まず単焦点なので、自らの足で被写体との距離と位置をコントロールし構図を決定します。これは、非常に重要かつ楽しいです。ズームだと何も考えずに立ち位置そのままでシャッターを切ってしまい、構図も距離感も適当になってしまいがちです。逆に単焦点の場合は、徹底的に考える癖が付きますので、写真がぐんぐん上達すること請け合いです!そして、作品のイメージに応じ被写界深度を考慮し絞りを決定し、狙った場所へマニュアルでピントを合わせます。

さらにX-E1の場合は、イメージに合わせてフィルムを選ぶことも出来ます。「この青空はやっぱりベルビアだ!」とか、「このしっとりしたイメージはアスティアかな?」と考えるだけでもわくわくします。そして、EVFのメリットを生かし露出補正をリアルタイムに行ないます。

ここまで真剣に考えてからシャッターを切ると、単なる写真ではなく自分の作品という思い入れが強くなります。この一連の流れが、新鮮で楽しくてしょうがないのです!もちろん始めは、失敗写真も多くあるかと思います。しかし「どこのコントロールを誤ったのか?」と自己吟味し修正することができます。もし、全てオートで撮影していたなら、何が悪かったのか分かりませんし、再度撮影しても同じ失敗に陥る可能性が高いです。このように、レンズとカメラの全てをコントロールするのは、とても安心感があります

単なるズーム・AF・AEのカメラとは、違った満足感があります。先日中川さんが「BORGのマニュアルフォーカスも21日間継続すればあっさり慣れてしまうかも?」と言っておられました。個人的には、21日間も継続すれば、病み付きになる!といった感じです(笑)

フル マニュアル コントロールというと、一見過去のもののように感じるかもしれません。しかし今の世の中では、多くのものがオートになっていることを考えると、かえってマニュアルのほうが新鮮と言えるのではないでしょうか!ぜひ、引き伸ばしレンズの夏の発売を楽しみにお待ちください!以上、よろしくお願いします。

<中川コメント>
さすがは中西さんですね。BORG50/2.8の良い点、悪い点を的確に把握されています。要は操作に慣れるのに時間がかかるのですが、その作業が面倒であればあるほど、撮る喜びが増すのです。この辺をどう考えるのかは人それぞれですが、私はキットレンズで撮影すると魂がこもらないというか撮った気がしないというか誰が撮っても同じじゃん、と感じてしまい楽しくないのです。ところが、BORG50/2.8で撮影すると自分が全てをコントロールしている感があって、満足度が異常に高くなるのです。この差は私は大きいと考えています。中西さんも同様に感じておられるようです。気が合いますね。デジタル世代の若い人にもぜひ使っていただきたいなと思います。HARU4435(1).jpg 
フジノンEX50/2.8使用例1(M42ヘリコイドシステム) 印牧様(立川市) 
HARU4436(1).jpg フジノンEX50/2.8使用例2+M42ヘリコイドシステム 印牧様(立川市)

<撮影者のコメント>
先日、月面Ⅹの投稿画像掲載していただきありがとうございます。立川在住の印牧です。早速ですが、念願の+M42ヘリコイドシステムにフジノンEX 1:2.8 f=50mm引き伸ばしレンズで無限遠撮影が可能になりました。以前から通常のM42ヘリコイドシステムですとあと1~2ミリ光路長が長い・・・せっかく良いレンズが宝の持ち腐れ状態でした。昨日、なんとかならないものかと検索してみたところ、muk camera sevice(エムユーケイサービス)という撮影機材販売の会社ブログ内に「muk select M42-M39アダプターリング」なるものが光路長短縮アダプターになるのでは!?という思いで、発注してみました。なんと、素早い対応で翌日に商品が届きました。(超~早ッ!)そこで、M42P1→M39AD(7844)をmuk select M42-M39アダプターリングに取り換え、M42ヘリコイドSに付属している厚さ約1ミリのリングを取り外し、M42ヘリコイドシステムにフジノンEX 1:2.8 f=50mm引き伸ばしレンズを組み立てました。なんと!無限遠で遠くの景色が撮影できるではありませんか!!詳細については、私のブログに記載してあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/minatuthan/10890582.html
http://blogs.yahoo.co.jp/minatuthan/10890746.html
これで、M42ヘリコイドシステムにフジノンEX 1:2.8 f=50mm引き伸ばしレンズがフジX-T1で撮影することにより、ふんわりと優しい写真が撮れることがなによりも嬉しいです。これから出てくる新商品を楽しみにしております。立川在住の印牧

<中川コメント>
フジのEX50/2.8引伸ばしレンズはBORGのM42ヘリコイドシステムではわずかに無限遠が出ない組み合わせになります。それを上記のアダプターを併用することにより、無限遠が出ました!という貴重な情報です。弊社では確認していないので、あくまで自己責任でお願いしたいところですが、こういう情報は大歓迎です。印牧様、ありがとうございます。フジの引伸ばしレンズにフジのデジカメのコンビは考えるだけでワクワクしますね。

それにしても、BORGの引伸ばしレンズは発売前から異様に盛り上がっています。その流れに水を差すようで恐縮ですが、新品なのでそれなりの価格はします。ただ、それだけの価値は十分にあると思います。高いのは困るという人は、中古市場もあります。ただ、中古の引伸ばしレンズは、現役で使われたレンズほど、引伸ばし機の強烈な光と熱により、レンズがやけているケースがあります。その点、新品はクリアーそのものです。それらを含んだ上で、今からM42ヘリコイドシステムと程度の良い引伸ばしレンズの組み合わせで、この世界に踏み入れることをおすすめします。
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八王子の多摩森林科学園 BORG50/2.8→8++M42ヘリコイドシステム(7844+7840+7843)+5016+フジX-T1ボデー 撮影:中川昇<中川コメント>私がミニ吉野と呼ぶほどのスケールの大きさです。様々な桜があるので非常に長く楽しめます。微妙な色の差が良く出ていると思います。
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八王子の多摩森林科学園 BORG50/2.8→8++M42ヘリコイドシステム(7844+7840+7843)+5016+フジX-T1ボデー 撮影:中川昇<中川コメント>桜の色が良く出ています。これだけでもこの組み合わせの価値があると思います。見た目の感じに近く、ほっとします。撮影中もEVFを覗くだけで嬉しくなります。引伸ばしレンズがこんなに写りが良くて楽しくて嬉しいレンズだとは知ってはいましたが、ここまで継続して面白いとは思いませんでした。

P.S.品切れ品の入荷情報です。長期品切れしていた7025、7050、7101、7135、7136、7150、7397、7518、7519、7523が入荷しました。現在即納です。また、BORG本体の納期がさらに伸びました。詳細は最新在庫情報をご覧ください。BORGの在庫のある可能性の高い販売店は例えばこちらこちらこちら。2014GW休業は4/29~5/6ですので、お急ぎの方は24日(木)までにご注文いただければ幸いです。

P.S.2 品切れ情報です。5011が6月(5012は在庫あります)、0037が7月入荷予定です。生産中止情報です。国産アッベオルソ生産中止です。すでに5mm【4105】と12.5mm【4112】は在庫がありません。9mm【4109】と18mm【4118】も在庫僅少です。BORG国産オルソ入手の最後のチャンスです。入手はお急ぎください。

P.S.3 先週末は散歩三昧でした。日頃運動不足なので、1万歩を目標にメインが散歩、サブに撮影としてみました。やはり歩くと調子がよく、昨日はN川のカワセミにも会えてハッピーでした。久々に67FLを持参しましたが、36EDと比較にならない明るさと迫力に、やはり口径も重要だなあと感心しました。作例は明日以降に掲載予定です。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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