BORG WORLD 画像作例集

sunspot0311s.jpg
BORG71FL+7214+D5フィルター+片持ちフォーク赤道儀+MMF+E-PL5ボデー(VF2付) 撮影:塚越健様
<撮影者のコメント>
3月11日の太陽面です。大きな黒点ではないですが、数がすごいですね。また、白斑もかなり見えています。活動期の太陽はなかなか目が離せません。CP+から消費増税へ対応等、ご多忙な日々が続いているようですね。ご自愛ください。

<中川コメント>
塚越さん、シャープな黒点画像と弊社スタッフへのお気遣い誠にありがとうございます。そういえば3年前の3月11日も黒点が多かったです。当日は午前中に黒点の撮影をしていて、今日は黒点が多いなあと思ったことを覚えています。なぜかこの日はすぐにブログにアップをしました。今朝も四国で大きな地震があり、会社の携帯にも安否確認メールが来ていました。どうしても不安な気持ちになりますが、そんな時に心を軽くするのが、デジボーグです。軽くてばらせるBORGは気軽に持ち運びできる望遠レンズです。しかも、撮影する楽しみがあり、高解像画像が得られると気持ちも高ぶります。週末は晴れそうです。ぜひボーグを持ち出して気を晴らしましょう!魔女の横顔星雲to_BORG.jpg
魔女の横顔 撮影者:丸川 元様 
<撮影データ>
撮影日:2013年11月30日、12月8日 撮影場所:福島県東白川郡 BORG 77EDII+7704レデューサー合成焦点距離332mm F4.3 EOS KISS X5 SEO-SP4モデル EM11 Temma2M Lodestar + PHD guiding ISO800 15分×17枚コンポジット
<画像処理>
RAP2でダーク、フラット処理 PSで現像 SI7でコンポジット PS強調処理、仕上げ

<撮影者のコメント>
中川様、寒い季節が続いておりますがお変わりありませんか。77EDII + 7704の作例として、昨年の11月・12月に撮影したエリダヌス座「魔女の横顔星雲」を送ります。カラフルなエリアが連なるオリオン座周辺にあって、淡く色あいの少ない魔女の横顔星雲ですが77EDII + 7704を使って十分な露出時間を与えればデジカメでも鑑賞に堪える作品として仕上げる事が出来ます。冬の空には77EDII + 7704にぴったりの散光星雲が沢山散らばっていて撮影対象探しに事欠きませんね。

<中川コメント>
まずは丸川様からはかなり前に画像を送付いただいていたのですが、掲載が相当遅れてしまい申し訳ありませんでした。あまりにも写りが良いので温存していたところ、このタイミングになってしまいました。とにかく全てのプロセスにおいて実に丁寧であることが凄いです。1枚1枚、魂を込めて撮影、仕上げをされているのが作品を通じて伝わってきます。素晴らしいことです。この組み合わせでさらなる投稿をお待ちしています。 

P.S.今日は、カワセミを撮影したくてボーグを検討しているという方からの電話が相次ぎました。いずれも手持ちのカメラレンズでは解像感に不満があり、ボーグに期待をしているが、本当のところどうなのか?という内容でした。弊社は正直に、「慣れるまで時間はかかりますよ。でも慣れれば凄い画像が得られることがあるので、満足度は高いですよ」とお答えしています。今のレンズでは逆立ちしても限界があるわけですが、BORGにすれば、歩留まりは別として可能性は広がるわけです。この可能性があるのか?ないのか?そこが導入のポイントだと思います。

P.S.2 ニコンがミラーレス一眼、V3を発表しました。仕様を見る限り、デジボーグ向きのスペックを有しているようです。高付加価値路線で勝負してきたな、という印象です。今後、デジカメはこの路線が主流になるでしょう。マルチマウント方式のデジボーグにはますます有利な状況といえると思います。テストするかどうかは迷っているところです。

P.S.3 先日書きました、フジX-T1の光漏れ問題はメーカーの対応が発表されました。こちらから。私の今の使い方では当面問題がないので、一通りテストを終えてから修理に出そうかなと思います。桜の時期は発色の良いX-T1とBORGでぜひ撮りたいと思いますので。

P.S.4 火星が見ごろです。4月14日に地球に最接近します。BORGを使うと主な模様が見えたり、撮影できたりします。詳細はこちら。火星の模様はBORGを使えば火星の自転のため、時間を置いてみると模様の位置が変化します。毎日観察や撮影を続けていると模様そのものも変化します。BORGの他にはアイピースとアイピースアダプターがあれば楽しめます。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。  

カテゴリー
バックナンバー
ページトップへ戻る