カルガモ　ＢＯＲＧ67ＦＬ（直焦点）＋オリンパスＥ-Ｍ1ボデー　トリミング　撮影：中川昇
＜中川コメント＞Ｆ4.5直焦点なので周辺像が厳しいですが、中心像はさすがの描写です。もう少し繊細な描写を期待しましたが、まだまだＥ-Ｍ1を使いこなせていないので、何ともいえません。 

紅葉　ＢＯＲＧ67ＦＬ（直焦点）＋オリンパスＥ-Ｍ1ボデー　ノートリミング　撮影：中川昇
＜中川コメント＞67ＦＬ＋Ｅ-Ｍ1は発色もいいです。手ブレ補正も非常によく効きます。

今回の撮影機材：ＢＯＲＧ67ＦＬ（レンズは量産品、フード・ラッパ部分は試作品）＋ヘリコイド3重連＋Ｅ-Ｍ1ボデー（ＶＦ4付）
＜中川コメント＞67ＦＬですが、白仕様と黒仕様同時発売の予定でしたが、黒塗装のトラブルにより、白仕様を先に発売する予定です。黒仕様は少し発売が遅れる予定です。白仕様を先に入手して、後から黒のフードとラッパ部分を入手すれば、黒仕様になります。また、黒仕様は写真の試作品とは少し仕上げが異なります。ご了承ください。詳細は、後日ブログでご案内いたします。

 手持ち撮影によるオリオン座のＭ42　ＢＯＲＧ67ＦＬ＋Ｅ-Ｍ1ボデー　ＩＳＯ25600　1/20秒　トリミング　撮影：中川昇　
＜中川コメント＞完全手持ち撮影によるオリオン星雲です。かろうじてピンクの星雲が写っています。Ｅ-Ｍ1の手振れ補正は大変優秀です。1/20秒で止まります！トラペチウムも分解しています。 

Ｍ45すばる　ＢＯＲＧ67ＦＬ＋Ｅ-Ｍ1ボデー　ＩＳＯ25600　1/20秒　トリミング　撮影：中川昇　
＜中川コメント＞完全手持ち撮影によるプレアデス星団です。わずかにぶれましたが、1/20秒とは思えません。

＜中川総合コメント＞
とにかくオリンパスの手振れ補正はさすがです。300ｍｍ（実際はトリミングしているので約1000ｍｍ相当の画角か？）手持ちで1/20秒で止まるという実績は天体写真の可能性を広げます。面倒な赤道儀やかさばる三脚も不要な撮影方法もあるということです。天体写真をこういう角度で考えると「最大の敵は天気である」ということがよく分かります。天気を味方にするには数をこなせる自宅から撮る、ということが最重要になります。手持ち天体写真は手振れ効果抜群のオリンパスならではの技かもしれません。

Ｐ．Ｓ．思わぬ大人気で品切れ中のペンシルボーグ25ですが、7110との組み合わせの素晴らしいレポートが届いていますが、掲載は少し先になります。ご了承ください。明日は午後、介護休をいただきますので、明日のブログの更新はありません。今日も開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。