BORG WORLD 画像作例集

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コ・ボーグの夏。 使用機材:コ・ボーグ36ED+【4566】M42ドロチューブ(BK)+【7524】+【7604】 M57/60延長筒L+【7000】カメラマウントホルダーM+【50021】カメラマウントペンタックスK(改)+x1.7 AF アダプター+Pentax K5. 2013.08.14 撮影者:CyanoBG様
<撮影者のコメント>
休日が多い8月を活用して、小型のリュックサックにボーグの機材(コ・ボーグ36ED + x1.7 AFアダプター + PentaxK5)を入れて外出をすることができました。帰省するときにも、旅行鞄と機材入りのリュックを同じように持ち運びました。動物園、飛行場、観光地、月がみえるところで使用しました。使い道は多様です。とにかく、有意義な時間を過ごすことができました。 とても小振りで軽いので疲れません。しっかり記録が撮れているので、さらに疲れません。 

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撮影機材: コ・ボーグ36ED + x1.7 AFアダプター + Pentax K5 【AF-BORG】 2013.08.14 撮影者:CyanoBG様
<撮影者のコメント>
帰省でコ・ボーグを携帯し、スカイツリーを観察しました。地上で。写真は展望台の様子です。大勢の方が夕日を観ている様子を見ることが出来ました。
《参考》東京スカイツリー(撮影機材: コ・ボーグ36ED + x1.7 AFアダプター + Pentax K5 【AF-BORG】 2013.08.14、URL: http://www.flickr.com/photos/cyanobg/9512542887/
もう一つ。今まで"コンデジの望遠側"を使って「つぎはぎツリー」を作っていましたが、鮮明さに欠けたモノになっていました。今回、あらためてコ・ボーグ36EDを使って作成してみました。源森橋の上で10枚程に分けて撮影し、つなげました。以下のリンク上にあるように結果は、観てビックリ(個人的な感想です)。 

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月面 撮影機材:コ・ボーグ 36ED +Pentax Qボデー (2013.08.16.)・詳細:コ・ボーグ36ED+【7524】+【7604】 M57/60延長筒L+【9857】 ミニマイクロフォーカス接眼部(MMF-1)+【7000】カメラマウントホルダーM+【50021】カメラマウントペンタックスK(改)+x1.7 AF アダプター+K-Q アダプター+Pentax Q URL: http://www.flickr.com/photos/cyanobg/9524058834/  撮影者:CyanoBG様
<撮影者のコメント>
7月とは大違いで、今月の中部地方は、夜間の天候が良好で恵まれていました(8/10-8/20の間、晴れました)。時間的にも余裕があったので、良い機会だと思いコ・ボーグ36EDを用いて月面撮影を試みました。

この文章を書いている今、上空には満月がみえています。ありがたい。早速、コ・ボーグ36EDで撮影し、以下のリンクに載せました。(URL:http://www.flickr.com/photos/cyanobg/9564656236/)。さらには、PentaxK5につないで光学ファインダーで月を観ました。ちょっと小振りに見えてしまいますが、十分明るい姿を観ることができて楽しかったです。後々、アイピースについて検討してみたいと思います。 

《参考》愛知県でもスピカ食が観察できました。(撮影機材: BORG 50FL+ Pentax Qボデー 2013.08.12.、URL:
http://www.flickr.com/photos/cyanobg/9491830305/

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夕日 撮影機材:コ・ボーグ 36ED + x1.7 AF アダプター + Pentax K5ボデー、トリミングのみ (2013.08.18.) 使用機材:コ・ボーグ36ED+【4566】M42ドロチューブ(BK)+【7524】+【7604】 M57/60延長筒L+【7000】カメラマウントホルダーM+【50021】カメラマウントペンタックスK(改)+x1.7 AF アダプター+Pentax K5. 撮影者:CyanoBG様
<撮影者のコメント>
犬山城付近の河原で沈む数分前の太陽にレンズを向けました。まだまだ、やれることがあると思いました。BORGのブログを読んで学んで、BORG製品を使って楽しんでいきたいと思います。

<撮影者の総合コメント>
お世話になっております。CyanoBGです。先日は、ブログに掲載していただきありがとうございました。再び、コ・ボーグ36EDを使用した感想などを送ります。とても楽しんでいます。ありがとうございました。それでは、失礼します。

<中川コメント>
いやあ、驚きました。コ・ボーグを短期間にここまで使いこなすとは只者ではありません。私のブログを参考にして、様々な対象に取り組んでおられ、嬉しい限りです。すでにもう元は取った感じですね。ここまで性能を引き出してくれれば、「コボちゃん」も本望でしょう。AFアダプター1.7×との相性も非常に良いことが分かります。AFコ・ボーグの夏ですね。これからも大いに期待しています。

■コ・ボーグ36EDモニターレポート
36ED(1[1].1フラットナー いるか座新星 撮影機材).jpg 今回のテスト撮影用機材:コ・ボーグ36ED+M57システム+1.1倍フラットナー(試作品)+EOS50Dボデー+DZ-2【7517】+ナノトラッカー+アングルプレート35II【3035】+カメラ三脚 撮影:中西直樹様 

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いるか座新星(ノートリミング)  コ・ボーグ36ED+M57システム+1.1倍フラットナー(試作品)+EOS50Dボデー+DZ-2【7517】+ナノトラッカー+アングルプレート35II【3035】+カメラ三脚 撮影:中西直樹様 
<撮影者のコメント>
これまで、フラットナー1.1倍無しで、36EDのレポートを11回行ないました。直焦点で周辺が幾らか流れますが、撮り方を工夫することによってあまり困っていませんでした。でも・・・。フラットナーを装着すると、やはりあった方が、いいですねー(笑)もちろん、直焦点による流れも面白い表現ができるので捨てがたいと思います。それで、両方を使い分けすると、よいのではないでしょうか?(贅沢ですねー) 

36EDフラットナー いるか座新星 ピクセル等倍 トリミング).jpgいるか座新星(トリミング)  コ・ボーグ36ED+M57システム+1.1倍フラットナー(試作品)+EOS50Dボデー+DZ-2【7517】+ナノトラッカー+アングルプレート35II【3035】+カメラ三脚 撮影:中西直樹様 
<撮影者のコメント>
フラットナー1.1倍を使用しても、上記の画像の通り、中心部の劣化は全くないと思います。ピクセル等倍ですが、直焦点と比較しても劣化は感じられません。他のBorgと同様、すばらしくシャープです!  

36ED(1[1].1フラットナー 風景フルサイズ リサイズ ノートリミング).jpg コ・ボーグ36ED+1.1倍フラットナー(試作品)+フルサイズ(EOS5DMarkⅡ)による画像 撮影者:中西直樹様

<撮影者のコメント>
フラットナー1.1倍は、APS-Cまでとアナウンスされていますが、フルサイズにつけたらどうなるのだろう?と思われた方もおられるかもしれません。実を言いますと、私もその一人です(笑)50D(APS-C)と5DMarkⅡ(フルサイズ)の、ノートリミング画像をご覧ください。50Dは、もちろん周辺まで完璧な描写です!一方5DMarkⅡでも、イメージサークルを少し超えてしまいますが、意外といけています。 (もちろん、保障外の使い方になりますが・・・)若干トリミングすればですが、フルサイズでも使用できそうです。(どこまで許容するかは、被写体や、個人の判断によりますが・・・)注:一部、風によって、被写体ぶれをおこして、若干ぼけている箇所がありますがレンズのせいではありません。すいません。

<撮影者の総合コメント>
こんにちは、中川さん。中西です。36EDレポート第12弾 フラットナー作例(いるか座新星)・テスト編です。今回は、2013X2レポート第9弾 地上プリズム 天体観望編も、あわせてお送りします。

既に中川さんにより、36ED用フラットナーのすばらしい作例がたくさん公開されています。それで素晴らしい性能を発揮していることは、皆さんご承知だと思いますが・・・まず、私なりの印象を述べたいと思います。

もしかして、フラットナーの性能を、きちんと確認してから、コBorgを買おうかなー、と思っている方もおられるかもしれません。そんな方々には、「心配は全くありません」とお伝えしたいと思います。直焦点では、周辺部を改善するためにも絞りが必要でした。しかし、フラットナーがあれば、周辺部を改善するという目的では絞りは必要ありません。周辺まですばらしい描写です!もちろん、被写界深度をコントロールするという意味では、絞りは必需品とも言えます。表現のレパートリーが増えますので、ぜひ、絞りも装着をお勧めします。

周辺像に関しては、いるか座新星を含むノートリミングの星野画像をご覧ください。星像を見ていただくと、APS-C周辺まで、きちんと星が描写されているのがお分かりいただけると思います。(ただスケアリングには少しシビアのようです)

機材写真を見ていただくと分かりますが、この作例を撮影する際、Borg社外品のマウントアダプタをつけていたためスケアリングが微妙にずれていたようです(泣)。後日、Borg純正のEOSカメラマウントで、再テストすると周辺まで、ほぼ完璧に近い描写が得られました!
スケアリングを完璧に調整すれば、APS-C最周辺まで完璧な星像が得られそうです。

もちろん、フォーサーズなら、スケアリングが、ほんの少しずれていても、周辺まで問題ないと思います。ただ、上記の評価は、あくまで星像での最高に厳しいテストの場合です。(厳しすぎるテスターで、いつもすいません。中川さん)一般写真なら、周辺まで完璧のレベルで、カメラレンズを凌駕するのは間違いないと思います。

<2013X2レポート第9弾 地上プリズム 天体観望編>7778e.jpg

■参考画像:BORG45EDII+地上プリズムE-P2【7778】の組み合わせ例
今回いるか座の新星を撮影しましたが、導入には2013X2に地上プリズムをつけて行ないました。最近は、自動導入赤道儀に頼ってばかりいたのですが、久しぶりに、手動で導入するのも楽しいものです。しかも、新星を探すという行為自体が、自分がまるで新しい星を探しているような錯覚におちいります!星図を片手に星をたどりながら、新星までたどり付いた時は、非常に感動しました!気分だけは、超新星ハンターです(笑)
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■参考画像:ミニボーグ50SWセット【0051】+アングルプレート35II【3035
地上プリズムは直進タイプですが、三脚を伸ばせば、意外と高度があっても使用できました(ちょっと首が痛いですが・・・)もちろん、正立なので、まさに星図で見たとおりです。正立だと手動導入が非常に楽というか、正立でなければ私には手動導入は無理かもしれません・・・。もし、どうしても手動で導入できなかった場合には、Borgの片持ちフォーク式赤道儀【3101】には強い味方があります!こんなに小さい赤道儀なのに、結構しっかりした(失礼)、目盛環が付いているのです。最近の自動導入の赤道儀には、目盛環が付いていないことも多いので、ご存じない方もおられるかもしれませんが、目盛環があれば自動導入に近いことが手動でできます。(極軸をある程度正確に合わせたら、という前提ですが)今回は、目視で導入できたので使用しませんでしたが、目盛環での導入にも久しぶりに挑戦してみたいものです。

ちなみに、地上プリズムを使用しても、星は周辺まで綺麗に点像になります。非常に美しいです!天頂プリズムと比べても、劣化はほとんど分からないレベルです。これは、非常にお勧めです!天頂付近は、さすがに見るのが難しいと思いますが、それ以外なら常用してもよいなー、と思いました。(Borgでも取り扱っている、マツモト製の正立ミラーシステムには、少しかなわないかもしれませんが・・・)

このレポートが公開される時の、いるか座新星の光度は不明ですが、明るさがあまり変わっていなければ、光害地でもファインダーで見えるレベルです。皆さんも、ぜひお手持ちのBorgで、撮影・眼視に挑戦してみてください。もちろん、見た目は、他の星と特に変わらないですが(笑)「新星だー」と思ってみると、何だかうれしくなりますよ!以上、よろしくお願いします。

■BORG67FL花火レポート
こんにちは、中川さん。中西です。67FL(2013X2)レポート第8弾 花火・夜景編です。今回の機材は、2013X2+1.08DG+EOS5DMarkⅡです。さらに贅沢にも観望用として、2013X2+Borg 地上プリズムEP-2+Borg Orアイピースも準備しました!比較機種として、11倍80mm双眼鏡もあわせて設置しました。

2013X2(1[1].08DG)花火1(トリミング無し、リサイズのみ).jpg

花火 BORG67FL(2013X2)+1.08×DG【7108】+EOS 5DMarkⅡ ノートリミング 撮影:中西直樹様
<撮影者のコメント>
今回は、あまりの暑さで体調不良のため、実家のベランダからのお手軽撮影・観望です。ちなみに、花火の打ち上げ地点までは、直線距離にして大体6kmくらいです。(当日は、光化学オキシダント注意報が発令されるほど透明度も悪かった・・・)それで、あくまでテスト画像で作例レベルではないかもしれませんが、その点はご容赦くださると幸いです。(電線も写っています・・・。すいません)

2013X2(1[1].08DG)花火2(トリミング有り、ピクセル等倍).jpg

花火 BORG67FL(2013X2)+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+EOS 5DMarkⅡ トリミング 撮影:中西直樹様
<撮影者のコメント>
自宅から花火が一番よく見える場所まで行くのに普段だと車で20分くらいです。しかし、花火を見てから、裏道を通って帰っても、軽く?3時間以上はかかります・・・。数年前までは、近くまで行ってカメラレンズで撮影して、コンテストに応募し色々賞品もいただきました(笑)
ただ、あまりに大変なのと、少し飽き気味になって、ここ数年はさぼっていました。

2013X2(1[1].08DG)花火3(トリミング無し、リサイズのみ).jpg

花火 BORG67FL(2013X2)+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+EOS 5DMarkⅡ ノートリミング 撮影:中西直樹様
<撮影者のコメント>
もちろん、近場で花火を見るのも迫力があっていいですが、今回のように遠くから撮るのも人込みや渋滞に巻き込まれず、時には楽ちんで、いいかもしれません(笑)ただ、この場合には、高性能な望遠レンズが必要となります。しかも、花火の撮影では、絞りは必須ともいえますので、その点で、Borgにはピッタリの対象です!

2013X2(1[1].08DG)花火5(トリミング有り、リサイズのみ).jpg 花火 BORG67FL(2013X2)+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+EOS 5DMarkⅡ ノートリミング 撮影:中西直樹様
<撮影者のコメント>
今回はベランダからの撮影なので、部屋の明かりがギンギンにあたります。(カーテンも全開、しかも電灯を消して欲しいと頼んだが、却下されました・・・)しかし、ここで非常に強い見方です!新型のマルチフードS【5416】の出番です。このマルチフードSは、汎用性が高いので、BORG67FL(2013X2)にももちろん取り付け可能です!このフードのおかげで、ほとんど室内と同じ明るさのベランダでも、長時間のバルブ撮影ができました。コントラストの低下やフレアなども特に無く、全く気にせず撮影できました。これには、本当に助かりました!

■中西直樹の花火撮影のコツ
ここで、花火撮影のコツを少しご紹介できたらと思います(基本的な事ばかりで恐縮ですが・・・)
・ブレないように、頑丈な三脚と、リモコンは必須です。
・基本的に、バルブで撮影します。バルブなら、花火が上がり始めてからシャッターを開き、一通り終わったらシャッターを閉じることができます。 (複数の花火を後から比較明で、合成するという手もありますが・・・)
・長時間露出するので、感度は最低にしておきます。
・明るさに応じて、幾らか絞っておきます(そうしないと、背景がとんでしまう)
・ピントは遠景で合わせておきます。不用意に動かないように、できるならヘリコイドのロックネジを締めておきます。(絞りと間違えて動かしそうになるので・・・)
 ・風がない日は、どうしても煙がたまってきてクリアーに撮れなくなるので、最初から真面目に撮影します(笑) (最後の方が、立派な花火が多いのですが・・・)

Borgを使用し、上記のコツをマスターすれば、花火の撮影は正直簡単な部類だと思います。どちらかというと、よい背景や前景を選ぶことや、そこまでたどり着く(そして帰る)ほうが大変でしょうか?(今回の作例は、ダメダメですが・・・)
ただ、2013X2の威力は、十二分に伝わったと思います。かすんでいる状況でしたが、コントラストも色のりも非常によいです。撮影画像に関しては、後述する夜景のテストで詳しく触れたいと思います。

■BORG67FL(2013X2)+地上プリズムの花火観察レポート
Borg Orで観望しましたが、これは凄いです!これまでに見たことがないような新感覚です!まさに、花火の中に頭を突っ込んでいるかのような感覚です!(もちろん、実際に、やったことがないので、本当のところは、よく分かりませんが・・・)全てのものがキラキラ光る様子は、まるで光りの国に迷い込んだかのようです。(迷い込んだことも、ありませんが・・・)これは、実際に、見ていただくしかないと思います。

花火を望遠鏡で見るという、あまり普段しないことですが・・・。騙されたと思って一度やってみてください。近くで肉眼でみるのも綺麗ですが、おもしろさという点、美しさというで、こちらの方がはるかに上です(非日常体験という意味でも)。花火の光りが、対物レンズによって、いーっぱい集められ、見え方をドーピング?しているといった感じでしょうか?個人的には、感動しすぎて、撮影がおろそかになるほどで、非常に困りました(笑)地上プリズム、たった一個で(もちろんアイピースはいりますが・・・)

Borgの使用頻度が大きく増えること間違いなしです!皆さんにも、これは、ぜひお勧めです!しかも、撮影にはあまり興味がない家族にも見せてあげれば、これまたBorg株?が上がること間違いなしです。次回の購入のお許しにも影響するのではないでしょうか?(笑)ただ、あまりにも見えすぎるので、Borgでの双眼望遠鏡に、ますます憧れてしまうのが、難点と言えば難点でしょうか?(笑)

比較テストした、11倍80mm双眼鏡は、少し古い機種ということもあるのか、周辺はかなり流れてしまいます(泣)もちろん、両目で見れるという点では捨てがたい面もありますが、正直、見え味では比較になりませんでした。(先日、比較した8倍42mm双眼鏡よりも、11倍80mm双眼鏡のほうが、かなり劣っていたので・・・)

あと、Borgは倍率が変えれる点が、やはり非常に楽しいです。今回は、Borg Orだけでなく、社外品のPL40mmも持参しました。これだと、ほぼ最低倍率になるので非常に明るく、視野も広いです。試しに、手持ちでも見てみました。少し重いですが十分使用可能でした。
Orだと構造的に40mmは難しいと思いますが、やはり25mmくらいのOrが1本欲しいなーと少し思いました。将来的に、ラインナップに追加されると非常にうれしいですね。

2013X2(1[1].08DG)夜景(トリミング無し、リサイズのみ).jpg

夜景 BORG67FL(2013X2)+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+EOS 5DMarkⅡ トリミング 撮影:中西直樹様
<撮影者のコメント>
最後に、フラットナーを使用したフルサイズカメラ(5DMarkⅡ)の夜景テスト画像(距離は2km強)です。(自分で言うのも何ですが・・・。今回のレポートも、非常に盛りだくさんです(笑))先日、BORG67FL(2013X2)のスペックが発表されました。多くの人が、そのスペックに驚き、
感動し、ほんの少しだけ心配?しておられることでしょう。

これまでに存在した屈折望遠鏡の中でも、突出して明るいのでフローライトを使用しているとはいえ本当に大丈夫?と心配しておられる方もおられるかもしれません。私も、中川さんからスペックを初めて聞いた時、明るいのが大好きなので超感動しつつも、ほんのほんの少しですが(笑)、大丈夫かな?と思ったのも事実です。(もちろん、Borgの設計・製造であれば、大丈夫に違いないとは思っていましたが・・・)実際に試作機を手にして、これまで色々テストさせていただいていますが、その僅かな心配は、やはり杞憂に終わりました!

ただ、皆さんも、このような言葉だけではなく、画像を見ないと納得できないかと思います。既に、レデューサーでの素晴らしい星像は公開されています。さらに、今回は、フラットナーを使用した、夜景の画像(フルサイズでのトリミングなしリサイズのみ)を公開します。きっと、皆さんも、このスペックでも完璧な像が得られることに驚嘆されると思います。明るい光源を見ても色収差を判別できない点や、周辺まで全く流れないことに感動されると思います。しかもこの画像は絞り開放です!

このように、BORG67FL(2013X2)は、2枚玉の望遠鏡ではこれまで存在していない!?ほど明るいスペックですが、性能に関しては、他のBorg同様、全く問題ないというか、非常に素晴らしい性能です!ぜひ、この新ジャンルともいえる2013X2を、皆さんがアイソン彗星までに手に入れることをお勧めしたいと思います。(もちろん、発売が間に合えばですが・・・)以上、よろしくお願いします。

<中川コメント>
すいません。慌てていてコメントを入れ忘れました。中西さん、今回も気合のレポートありがとうございます。あまりに気合が入りすぎていて、まとめるのにも気合が必要でした。真剣勝負というか、こちらもそれなりの覚悟がないとただ転載すればよいということではないので、腹のくくりが必要です。その情熱が皆様にも伝わると思います。36EDも67FLも魂がこもっています。ぜひ、ご検討いただければ幸いです。

P.S.明日から4日間、ブログの更新が出来ませんので、4日分の内容を思いっきり盛り込みました。じっくりとご覧ください。明日からまた旅に出ます。新しいネタを仕入れてきますので、ご期待ください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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