BORG WORLD 画像作例集

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BORG77EDII+CanonEOSkissXⅢボデー 撮影者:J.J様
<中川コメント>
背景が黒いと、まるで舞台にあがった俳優のようでとても絵になります。羽繕いをしている瞬間をシャープに捉えました。ボーグのヌケの良さで、幼鳥の微妙な羽根の色が良く出ていると思います。

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BORG77EDII+CanonEOSkissXⅢボデー 撮影者:J.J様
<中川コメント>
カワセミの幼鳥はくちばしが短く、先端が白いのが特長です。また、羽毛も全体的に薄い色なので慣れればすぐに見分けが付きます。それらの特長をうまく捉えています。テレコンを外した選択も正解だと思います。機材の特長を見極め、被写体の生態も見極めたJ.Jさんならではの作品だと思います。

<撮影者のコメント>
中川様。ご無沙汰しております、J.Jでございます。いつもブログを楽しみに拝見させていただいております。またまた気に入った写真が撮れましたので見ていただきたく、メールさせていただきました。

わたくしは相変わらず被写体はカワセミが中心でございますが、今の時期は産卵から抱卵そして巣立ちとカワセミにとって新しい固体が増える時期でございます。昨日、MFでカワセミの雛が巣立ちしてやってきております。当然ながら、睡眠もそこそこに早朝より撮影に行って参りました。やはり雛は可愛いですね、この時期でないと見れないこともありますが、新しい生命の誕生はほんとうに喜ばしい限りです。これからも大切に見守ってやりたいものです。

撮影機材は BORG77EDⅡ+CanonEOSkissXⅢ とオーソドックスな基本仕様です。最近はほとんどテレコンも使わないで、77EDⅡの一番素顔が見れるこのパターンで撮影することが多いです。また、ご批評などいただければ幸いでございます。

<中川総合コメント>
私がカワセミに魅せられたのは、その派手な外見が入り口ではありますが、次の段階では羽毛のあまりの繊細さに惹かれ、その後にカワセミが懸命に生きる姿に感動をしてカワセミ沼にどっぷりとはまり込んだという経緯です。J.Jさんも同じような経緯かと想像します。カワセミにはまる前にはこういう体験をするとはとても想像できませんでした。何かを始める前に想像できない感動や嬉しさがあるから、体験後にどっぷりとはまるわけです。というわけで、行動しなくては始まりません。日頃、天体しか撮っていない方も、カワセミははまりますよ。興味がないなんていわずに、まずは近くの川や公園の池に出会いに行ってみてください。天体と同じ機材で新たな感動が始まるかもしれません。

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BORG71FL+K5ボデー 撮影:笠井高明様 ※金網越しの撮影
<中川コメント>
笠井さんが大好きな飛びつきですが、私も大好きなシーンです。カワセミフリークを熱狂させる瞬間です。

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BORG71FL+K5ボデー 撮影:笠井高明様 ※金網越しの撮影
<中川コメント>
躍動感あふれる瞬間をマニュアルフォーカスで見事に捉えました。こういう瞬間をAFに頼らずに撮影できると、今まで味わったことのない達成感を体験できるので、さらにはまるわけです。

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BORG71FL+K5ボデー 撮影:笠井高明様 ※金網越しの撮影
<中川コメント>
交尾の瞬間です。何度見ても興奮!する瞬間です。大抵、すぐに終わってしまうのでとても慌てますが、笠井さんは冷静に捉えました。

IMGP7285ca.jpg BORG71FL+K5ボデー 撮影:笠井高明様 ※金網越しの撮影
<中川コメント>
求愛給餌の瞬間です。左のオスから右のメスに渡します。これもほんの一瞬なので反射神経が要求されますが、笠井さんは見事に捉えています。今の季節は恋の季節なので、運が良ければこういう場面に遭遇する可能性があります。

<撮影者のコメント>
お久しぶりです。お元気でご活躍のことはブログで拝見して喜んでいます。お借りしているヘリコイドLIIはお会いできるのを想定して連休ずっとMFへお持ちしましたがお会いできず残念です。36ED関連でお忙しいようですが,たまにはMFにも顔を出して下さい。

M池の2羽も何とか巣穴を見つけたようで11日に抱卵に入って朝は雌がM池を気に入っているようで直行して杭から水浴び三昧です。上流はI夫婦に4日前に雛が孵って魚をピストン輸送に入りました。N川も昔ご一緒したH橋上流側左岸の山に魚を運んでいるようでここが一番早い可能性があります。

こんな状況で今年はカワセミの当たり年です。是非幼鳥川デビューの頃にはご一緒したいですね。

私の方は71FL直焦点が一番撮影スタイルがマッチしていて半AFにも戻ることが出来ません。71FLは焦点距離、明るさ、ボケ具合、そして解像度はBORGのどのレンズより良いようです。投稿ではありませんが最近撮影したシーンをお送りしますので、これを見て刺激をうけていただき是非足を運んで下さい。

<中川総合コメント>
いつもMFでお世話になっている笠井さんの作品です。最近、新製品+新価格+新カタログ絡みで休日出勤が非常に多いので、MFの訪問は月1回程度になってしまいました。以前は、最高で月8回通っていましたので、うずうずしています。カワセミに会うと、嬉しい→仲間との会話が弾んで楽しい→川の空気や風が気持ちいい→良い写真が撮れて興奮する→心地の良い疲労感→ぐっすり眠れる→リフレッシュという好循環になります。笠井さんがうらやましいです。 

カワセミ.jpg 71FL+ヘリコイド7861+1.4倍テレコン【7214】+NEX-7(デジタル2Xズーム) 1/250sec  ISO200 トリミング 撮影者:中原様
<中川コメント>
これだけカワセミがシャープに撮れれば嬉しいと思います。新しいPENだとさらに羽毛が解像するかもしれません。
月齢7.1.jpg 71FL+ヘリコイド7861+1.4テレコン【7214】+NEX-7(デジタル2Xズーム) 1/40秒 ISO100 撮影者:中原様 2013/05/17
<中川コメント>
中原さんも月面Xを撮られていたのですね。月面もこれだけ撮れれば嬉しいと思います。さらなる高みを目指せる技量をお持ちのようです。

<撮影者のコメント>
中川様。お世話になります。今年の3月に初めてBORGを購入して、ビギナーながらその素晴らしい解像度のおかげで写真を撮ることが出来て記載していただいた中原です。以降その驚異的な解像度を日々楽しんでおります。拙い作品ですが2枚ほどお送り致しますのでよろしくお願いします。

機材は全て同じで、71FL+ヘリコイド7861+1.4テレコン7214+NEX-7(デジタル2Xズーム)です。NEX-7はビューアーの拡大表示とフォーカスエイドが出来ますので、最近少し慣れてかなり早くピント合わせができるようになりました。

NEX-7には1.1~10倍のデジタルズームがあり、マニュアルによると解像度が下がるとありますが、テストしてみたところ2倍程度ならばトリミングより良い解像度が得られます。さらにシャッタースピードを変えると露出に合わせてビューアーの明るさが変わりますので、画面が見える範囲で撮れば露出を気にしなくてもほぼ狙ったように撮れます。

ニコンD7000用マウントアダプタも購入してNEX-7と撮り比べてみましたが、NEX-7に慣れたせいかこちらのほうが使い勝手が良いように感じます。最近ヒップサポート【5555】を購入しましたのでヘリコイドが渋くなることもなくスムーズにピント合わせが出来るようになりました。

今後ますますBORGにはまりそうで、まだオプションパーツがほとんど手元にないので、あれもほしいこれもほしい、ああしたいこうしたいという思いがますます深くなってゆきます。以上よろしくお願いします。

<中川コメント>
中原さん、初投稿ありがとうございます。中原さんは、ボーグの戦略にまんまとはまった理想的なお客様です。弊社はまさに中原さんのようなお客様をいかに増やすか!が最大の経営課題な訳です。カワセミも月面も先入観なしに楽しめる方、少しずつ機材の扱いに習熟して必要なパーツを吟味して少しずつ買い揃えていく方、既成概念に囚われず柔軟に対応できる対応力の高い方、そういう方にいかにボーグにはまっていただくか?それには、少々リスクや不安はあるけど「ボーグ面白そうだから、よし!乗ってみよう!」と思わせるサムシングが必要なわけです。それがないのに生活必需品でもないボーグをそうそう買うわけはないのです。これからも中原さんをいかに長くボーグ沼にはまらせるか?を念頭に知恵を絞っていく所存です。末永いお付き合いをお願いします。 
60ED+35マルチ+EPL3+ポラリエ-M57-2013-5-18_ISO2000_60秒トリミングBL01.JPG

M57リング星雲 BORG60ED+7108+E-PL3ボデー+ポラリエ ISO2000 60秒 低振動モード2秒 トリミング 撮影者:宮本高浩様
<中川コメント>
横浜でポラリエで1分露出で捉えたことに意義があります。

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M57リング星雲 BORG60ED+7108+E-PL3ボデー+ポラリエ ISO2000 60秒 低振動モード2秒 等倍トリミング 撮影者:宮本高浩様
<中川コメント>
さぞ嬉しかったことでしょう。これからもこの感動を忘れずにいてください。

<撮影者のコメント>
トミーテック 中川様、お世話になります。お忙しい中、メール失礼します。横浜の宮本です。

ミニボーグを使って久しぶりに興奮度の高い画像が得られましたのでご報告させて頂きます。今日、午前3時頃に「リング星雲M57」を撮影したのですが(機材:ミニボーグ60ED+35ミリマルチフラットナー+オリンパスE-PL3、ポラリエ)撮った直後にプレビュー画面で見てM57の中心付近に「星みたいなのが・・・(たぶんノイズではないと・・・)」ということで、早速PCにデータを入れて見たのですが「こ・これ、もしかして・・・中心星!!!?」とメチャメチャ興奮しました。

しかし、よーく調べた結果、M57の中心付近には13等級くらいの中心星とは別の星があるようでして、どうもその別の星「ニセの中心星」みたいでした。(知識不足ですね。)でも、この「ニセの中心星」がここまでハッキリと写ったのは初めてなので、これはこれで、とても嬉しいことでして今は「ニセ中心星が写った!!!」と興奮しています。こんな小さな機材一式で、しかも光害地でここまで写してしまうとは思いませんでした。ますますミニボーグに惚れてしまいました!

<中川総合コメント>
重要なことは結果よりも宮本さんが「メチャメチャ興奮した」という事実です。ミニボーグと宮本さんの熱意がこの興奮を生み出したわけです。これはお金に変えられない重要な体験です。この体験があるから、さらに先に進もうと思うわけです。ミニボーグの気軽さと高画質が宮本さんの背中を押したとすれば、メーカーとしてもとても嬉しいことです。宮本さんはご自分のブログで太陽、月、星雲・星団を撮影しながら子育てもされている奮闘記を綴っておられますが、これをみると世の中のおとーさんも「ボーグなら両立できるかも?」と思われるかと思います。そうです。ボーグはおとーたんの味方でもあるのです。

P.S.昨日、今日と連日の休日出勤ですが、心は超前向きです。それは、ボーグユーザー様から続々と「ボーグで楽しんでいるよ、愛用しているよ、大活躍しているよ」という投稿画像が届くからです。まだまだ掲載しきれませんが、その一部でもあなたに伝われば幸いです。まあ、やりがいのある仕事です。メーカーとユーザーが繋がっている感があるので、心強いのです。このブログを書いている時間も世界中のあちこちでボーグが活躍していると思うと胸が熱くなります。そうです。「使ってなんぼ」なのです。軽くて、ばらせて、高性能。実戦に強いボーグ。これ以上の道具はこの世の中にないと思います。

P.S.2 今日は新製品等の商品撮影がメイン業務です。ここだけの話、どれもものすごくカッコイイです。痺れるほどの商品写真が面白いように撮れています。なんという個性的なオーラを発しているのでしょうか!ここでお見せできないのが実に残念ですが、夏が来れば一部はお披露目できると思います。ご期待ください。ボーグを買うと将来の夢も手に入れることが出来ますよ。今日もBORG開発者ブログをご覧いただきありがとうございます。

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