BORG WORLD 画像作例集
2013年4月29日 18:15 36ED,OM-D・E-M5,城,波,

P4281552s.jpg

国宝犬山城 BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー(1:1で撮影) 2013/04/28 ノートリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
名城国宝犬山城です。何度見ても美しい城です。木曽川の橋の上から撮影しましたが、満月の頃は月と犬山城を撮影するカメラマンで一杯になるそうです。この日の犬山城は名鉄の派手なキャンペーンのお陰か?もの凄い人出で、ピーク時の天守閣は人で溢れていました。それにしても36EDのこの異常な写りを見てください。観光客の顔が写りすぎて縮小せざるを得ません。

P4281577s.jpg 国宝犬山城 BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー(1:1で撮影) 2013/04/28 ノートリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
この作例は絞りを開け気味なので、周辺の像が少し流れています。絞るとかなり改善されます。マイクロフォーサーズのよい所は、1:1が使えるところで、周辺の流れるところがカットできるので、非常に便利です。f200mmF5.6がf400mmF5.6相当(正確にはもう少し焦点距離が長くなる換算)になります。
P4281611s.jpg国宝犬山城 BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー(1:1で撮影) 2013/04/28 ノートリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
犬山城の後方に太陽があるという完全逆光の作例です。絞りとフードと植毛紙の併用で、この通り逆光でも天守閣に居る人がはっきりと写せています。撮影地は千葉の成田山の別院である名古屋の成田山の展望台?です。初めて行きましたが、非常に良いところでした。この後、犬山城に沈む夕日を狙いましたが、撮影地探しが時間切れでアウトでした。
P4281659s.jpg成田山の猫 BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー(1:1で撮影) 2013/04/28 ノートリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
今回の組み合わせでは約2m~無限遠までピントが合うので、どんな被写体でもストレスなく使えました。望遠鏡とは思えないほど小型なので、猫にも警戒心を与えることなく楽に撮影することが出来ました。
P4281518s.jpg水面 BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー(1:1で撮影) 2013/04/28 ノートリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
水面を撮影してみました。最小絞りにしましたので、周辺までかなり良い画像になっています。光点の1個1個を星と見立てると絞れば周辺の画像もまあまあ使えることが分かると思います。BORGのメリットのひとつはこの絞りが使えるか否かも大きいということになります。36EDはこういう色収差が目立つ場面でもほとんど色にじみが出ないという安心感があります。
P4271892st.jpg月面 BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー(1:1で撮影) 2013/04/27 トリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
宿の窓から36EDの手持ち直焦点ですが、まずまず写りました。きちんと撮ると凄い画像になりそうです。土星も手持ちで環が写りました。
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月面 BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー(1:1で撮影) 2013/04/28 トリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
帰宅後にささっと撮影。シーイングが悪くてもそれなりに写る。あまりにもお手軽高画質。
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今回の撮影機材:BORG36ED+絞りM42P1+オリンパスE-M5ボデー 撮影:中川昇 ※つつじのピンクが36EDに写り込んでいます。
<中川コメント>
絞りは今回、後方に置いてみましたが、自由に移動できます。M42ヘリコイドの位置も自由です。この自由度の高さが嬉しいです。組んだままでマイバックに入るので、旅ボーグに重宝します。今回はついに引伸ばしレンズも持たずに36EDとコンデジの2台体制に絞り込みました。機材は絞れば絞るほど集中して撮影できるので、迷いなく36EDの威力を発揮できました。

<中川36EDファーストコンタクト>
今回、法事で岐阜に行ってきました。もちろん36EDを持参しました。36EDの量産品の初の作例になりますが、あまりにも撮影が楽しく、「36ED1台で事足りるじゃん」というのが偽らざる感想です。「他のBORGが売れなくなるような新製品を出していいの?」という葛藤も実はありますが、「いつ出すの?今でしょう!」というスタンスで出し惜しみはしません。これは売れます。最初のテストで売れる売れないは分かるのですが、71FLのテスト以来の強い手応えです。

前にも書きましたが、200mmという焦点距離は今まではカメラレンズの領域で、天体望遠鏡としては認知されてない領域でした。ここを侵そうというのが、36EDの根底にあるコンセプトです。キットレンズの望遠側の甘い描写に慣れきった方には衝撃のシャープさだと思います。「200mmにもBORG画質を!」少しずつBORGがカメラレンズの領域に忍び込む。忍び込みプロジェクトは始まったばかりです。

P.S.28日はかかみがはら航空宇宙科学博物館に行って来ました。ここでも36EDは抜群の威力を発揮しましたので、作例は明日以降にアップする予定です。さらには36EDのモニターをお願いしている中西直樹さんから感動のレポートが届いています。そうなんです。この36EDで撮影すると異常に感動するんです。魂が揺さぶられるほどの感動です。撮影が楽しい、画角が新鮮、操作感が嬉しい、撮影後の画像が液晶で凄い、帰宅後パソコンで再感動。

P.S.2 これはどうも望遠鏡の神様が喜んでくれているからのようです。そう感じられる商品は強いです。明日以降、私の残りの作例、モニターの中西さんの作例、GW後半の作例、BORGスタッフの作例等、36EDの作例でブログを埋め尽くす所存です。「この夏は36EDを予約して買う」これを合言葉に夏のボーナスは使わずにとって置いてください。

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