BORG WORLD 画像作例集

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月面撮影会での月面 50FL+7214(1.4Xテレコン)+E-PL1 (ISO 100) 1/40秒 固定撮影 撮影:松永様
<撮影者のコメント>3/21のカメラのキタムラ周南店で開催した月面撮影講習会での50FLによる月面と木星の画像をお送りします。僅か5cm口径のフローライト望遠鏡の映しだす画像に皆さん驚嘆されておられました。               

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月面講習会での木星 50FL+7214(1.4Xテレコン)+E-PL1 (ISO 100)  固定撮影 1/30秒 撮影:松永様

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3/21のカメラのキタムラ周南店で開催した月面撮影講習会の様子(左:50FL、右:101EDII)

<中川コメント>
トミーテック オアシスダイレクト 中川 昇 様。おはようございます。いつも大変お世話になっており、ありがとうございます。

月面撮影講習会ですが、前日までのぐずついた天候も嘘のように晴れ(神様が応援してくださった!)お陰さまでスッキリと晴れわたる当日を迎えることが出来ました。

前回のBORG勉強会にご参加いただいた方々や飛び入り参加の宙ガールの方を含め7名様のご参加お集まりをいただきました。

多くの方々は2度目の参加で、私を良くご存知で皆さんBORGに興味深々で具体的な質問も各種飛び交うなか、中川式月面撮影テクニックにて月面撮影一連をとり行なわせていただきました。まず私が実践した後説明を加え、続いて月の撮影視野への導入・フレーミング・ピント合わせのコツなど中川式月面撮影テクニックの手順を忠実に守りご参加の方々が順番に実写をされる形をとらせていただきました。

小さな50FLのその外観からは及びも付かない画像がファインダー内にいっぱいに広がり,しかも14xもの拡大ライブビュー画像でも余裕でピントの芯を追い込める素晴らしいキレ味のレンズ性能に、皆さん一様に驚嘆の声を上げられ!予定外に木星の固定実写までも執り行うこととなりました。

眼視では極小さな点像にすぎない木星も、50FL+7214の効果で本体のベルト2本が容易に写し撮れるようになります。こちらのほうにも皆さん大変興味を持たれ月面/木星の両方に渡りご参加の皆様はSDカードで実写をされ皆様大変お喜びになられ画像をお持ち帰りになられました。

約2時間に及ぶ会となり実践を交えての説明やBORGを利用しての質問も多く、後半には店長さんまでお出ましになられ、実際に撮影してみられその克明に写し撮れる実写画像に大変満足されておられました。お客様・私双方に撮りまして大変充実した会となり開催して良かったと感じました。お客様からも次回は是非BORGで野鳥をとのリクエストもあり時期をみての野鳥実写撮影講習会も検討してみようか!?と考えておるところです。中川 昇様 ご指導ご鞭撻をいただきありがとうございました。

<中川コメント>
以前から告知していた月面撮影講習会のレポートが届きました。松永さん、毎回丁寧にありがとうございます。天候が心配されましたが、奇跡的に晴れて月と木星の撮影に成功されたようです。松永さんも言われていたのは、現物を見て触って写して体感することの重要性です。ここまで見えて写ってしまうと、お客様も納得せざるを得ない、どんな広告やカタログよりも説得力があるということです。今回もBORGのご注文が3台もあったようで、一連の講習会で8台は売れたようです。キタムラさんは全国で1000店舗近くあるので、1店舗ずつ講習会をやれば、これだけで数千台以上売れる計算になります。

思ったのは、リアル店舗の存在理由がこういうところにあるのではないか?ということです。松永さんのような優秀な人材が必要ではありますが、地元密着でお客様が喜ぶイベントをやれば手はかかりますが、確実に販売に結びつきます。しかもお付き合いはこの1台だけにとどまらず、長く続くはずです。特に望遠鏡の専門店は大いに反省し、おおいに参考にして欲しいと思います。やはりお客様がどうしたら喜ぶのかを常に考えているショップは強いのです。

P.S.この週末は、土日ともにD7100でデジボーグの作例をと意気込んでいましたが、結果はあえなく撃沈しました。とても掲載できる画像ではないので、詳細なレポートは後日検証後に掲載予定です。いつもの手持ち撮影&半手持ち撮影でJPEGオンリーの中川スタイルで野鳥撮影に臨みましたが、羽毛が解像しません。私の腕の問題だと思いますが、結局写真の基本である「ピンボケ」と「ブレ」の両方が原因と思われます。ピントは50FLのF8でD7100のフォーカスエイドは効くことは効くのですが、精度が足りないようで、合焦マークが点灯しても、ほとんどがピンボケ。三脚固定ならライブビューで拡大しながらピントが追い込めるのですが、手持ち&半手持ちでは困難です。結果ピントが不安なまま撮影するというストレスフルな状況になりました。私の眼も弱ってきているので余計です。さらには、ボディ内手振れ補正もないうえに高画素なので、ブレには非常にシビアです。というわけで、この週末は自分の能力のなさに打ちひしがれて帰ってきました。D7100は写し手を選ぶカメラかもしれません。逆にいうと「ミラーレス一眼がいかにデジボーグ向いたカメラであるのか!」も再認識した週末でした。

P.S.2 土曜日は先月日程を勘違いして行けなかった横浜のミネラルショーにも行ってきました。鉱物ショーの見学は2回目ですが、この横浜のショーは規模もほどほど、雰囲気も良く、とても楽しめました。石もものすごくたくさんの種類があってそれなりに購入しましたが、それ以上に興味深かったのが、客層や出展者のキャラクターや売り方などで、やはり他の業界を見るということはとてもためになるなあと感じました。

まず客層ですが、女性の比率が非常に高く、6割以上が女性でした。しかも若い方が多い。しかも皆さん石に詳しく、しかも買い慣れている。でもマニアックな雰囲気は全然ない。出店者のキャラクターははっきり言って濃いです。しかも接客がうまい。むやみに呼び込みはしません。私が狙っていた翡翠(カワセミではなくヒスイ)を販売していた業者のご主人は特に濃いキャラクターで、私がじっと翡翠(ヒスイ)をみていたら、静かに近付いてきて、実に上手に薀蓄を語りだすのです。その時点で「ああ、この人から買おう」と心に決めました。その後は先方のペースですが、嫌味がなく実に上手に財布からお金を引き出してくれました。

根底に「この翡翠(ヒスイ)であなたに幸せになって欲しい。私はその手助けをするだけです。」というメッセージを感じるから信用できるのです。ここがこれからの商売のポイントです。売れないのは、市場のせいではないのです。売り手の心の問題なのです。というわけで、大変勉強になるイベントでした。来週は埼玉でショーがあるそうです。ミネラルの市場は意外と大きく、この手のショーはかなりあるようです。感じたのは、宇宙や自然つながりということもあり、天体や野鳥と同じ匂いがするということです。すぐ隣の業界に大きなヒントが隠されているなと実感しました。フローライトの原石や隕石などBORGや天体と関連する石もあります。皆さんも一度参加されてみてはいかがでしょうか? 

P.S.3 先日も書きましたが、今月は本決算のため、棚卸で出荷が出来ません。3/27(水)~4/1(月)は出荷が出来ません。お急ぎの方は、在庫のある販売店へご注文ください。直販は相変わらず受注休止中です。よろしくお願いします。 

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