BORG WORLD 画像作例集

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4枚共通データ BORG71FL+絞りM75+K-5ボデー 撮影:笠井高明様

<撮影者のコメント>
最近の「中川ブログ」にカワセミがなく寂しいので先日撮影したシーンをお送りします。「口径50mmで撮影してもカワセミ飛翔は撮れる」という主旨で撮影しましたので、もし話題が合えばお使い下さい。

中川さんが多忙とお疲れのようで殆どMFでお目にかかれず残念ですが、ご自愛下さい。師匠のかわりにカワセミ撮影で精神的リフレッシュです。最近は天気が味方してくれるのでBORG71FL直焦点大活躍です。天気が良いと絞れるので50FL相当でどの位飛翔が撮影出来るか試してみました。

50FLは持っていないので絞りを50mmにセットしてオペレーションしたので、厳密には異なりますが、50FLでもこの位撮影出来ると言う例でお送りします。

<中川コメント>
いつもの川でお世話になっている笠井さんからの投稿です。私はここ1ヶ月カワセミを撮影していません。禁断症状が出ていますが、あまりの忙しさにままならない状態です。次はいついけるでしょうか?さて、笠井さんは71FLを50mmに絞ってトビモノを撮影されていますが、実に良く写っています。私が以前から提唱しているBORG50FL最強論とも合致した結果です。

何度も書きますが、50FLはそのスペックの乏しさからは想像できない圧倒的な潜在的な能力を有しています。ところが、そのスペックの乏しさからイメージできるコトがあまりにも乏しいため、一言で言うとあまり売れません。特にF8という暗さが災いしているのです。Fが暗いということは、ピントの合う範囲が広いとか歩留まりが良いとか、ボケが美しいとかメリットもたくさんあるのですが、地味すぎてアピールが弱いのです。高性能な製品が売れるとは限らないという代表的な機種なのです。

というわけで、モノを作って売るというのは本当に難しいことです。性能が良ければ売れるのであれば、どのメーカーも高性能製品ばかり作るわけですが、現実にはそうではありません。日本のテレビが韓国製に負けたのは、消費者のニーズを無視して高性能を追求しすぎたためといわれています。開発者の自己満足だけではモノは売れません。

何がいいたいか?というと50FLは本当に良いレンズであるということです。作例画像はこちら。この良さが分かるかどうかというのが、BORGの本当の良さが分かっているかどうかの分かれ道になります。偉そうにいわせていただくと、私は50FLへの評価を聞くことによって、その方のBORGへの理解の深さを図っている面があります。ありがたいことに少しずつ50FLの良さへの理解は広がっているのですが、正直このままでは71FLに押されていずれ生産中止になる運命をたどりそうです。

ここで突然ですが、明日19日は「ボーグの日」です。19を分解すると「棒」と「ク」になりますので、7年ほど前から強引にボーグの日としております。そして明日2月19日は私の51歳の誕生日でもあります。しかも「月の帝王」と呼ばれるコペルニクス(クレーター)の誕生日でもあります。1年に1度の「Wボーグの日」なのです。というわけで、今日は50歳最後の1日ですので、この50FLをボーグの日限定記念セールにかけたいと思います。セットのセールは厳しいので、対物レンズのみをセールにかけます。明日のブログをお楽しみにしてください。

P.S.予想通り、今日も超多忙で、一息ついたのは20時すぎでした。営業時間中は会議と電話と来客とメールで本来の業務に手を付けられません。いくら販売店を利用して欲しいとお願いしても、選ぶのはお客様。やはりメーカーから買いたい、メーカーに聞きたいという根源的な要望は尽きることはありません。メーカーを凌ぐ販売店の登場に期待しましょう。その点、フジノさんや協栄さんは本当に誠実に真摯に対応いただいており、感謝するばかりです。
 

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