BORG WORLD 画像作例集
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カワセミ飛翔:50FL+EOS-Mボデー ISO1600 1/1250秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>偶然撮れた水浴びの戻りのシーンです。やはりミラーレスは動きモノは不得意です。
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カワセミ捕食1:50FL+EOS-Mボデー ISO200 1/250秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>魚の表情が非常に良く分かります。ISO200なのでノイズは目立ちません。
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カワセミ捕食2:50FL+EOS-Mボデー ISO200  1/250秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>魚の頭から白い物体が吹き出ています。1/250秒なので被写体ブレがおきています。
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カワセミ捕食3:50FL+EOS-Mボデー ISO1600 1/1600秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>これも魚の表情が良く出ています。ここからISO1600に切り替えています。
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カワセミ捕食4:50FL+EOS-Mボデー ISO1600 1/2500秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>魚の全貌です。これを飲み込むわけです。
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カワセミ捕食5:50FL+EOS-Mボデー ISO1600 1/2500秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>魚は良く写っていますが、カワセミの羽毛の分解度はいまひとつの印象です。
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カワセミ捕食6:50FL+EOS-Mボデー ISO1600 1/2500秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>魚を石に叩きつけてだいぶおとなしくなりました。いよいよ飲み込みます。
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カワセミ捕食7:50FL+EOS-Mボデー ISO1600 1/2500秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>魚の粘膜が見えています。なかなか飲み込むのも一苦労です。
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カワセミ捕食8:50FL+EOS-Mボデー ISO1600 1/2000秒 半手持ち トリミング エツミ液晶ルーペ使用 撮影:中川昇 2012/09/30
<中川コメント>瞬膜と呼ばれる目の保護膜が半分見えている状態が写っています。
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今回の撮影機材:50FL対物レンズ+延長筒2個+7758+7860+7604+マウントアダプターEF-EOSM+5005+EOS-Mボデー
共通データ:記録画質:L●ピクチャースタイル:スタンダード●高感度ノイズ低減弱め●JPEG撮って出し(シャープのみ付加)
<中川コメント>バランス的にはミニボーグにぴったりです。

■EOS-M+デジボーグとりあえずの印象※あくまでデジボーグとの組み合わせでの個人的印象を記載したものです。
●9月29日(土)棚卸の帰りにWレンズキットをいつものお店でGET。第一印象は化粧箱が意外にコンパクト。
●黒を買ったが赤と白はすでに品切れ。赤は欲しいが勇気がない。
●帰宅の電車の中でさっそく開封。すぐに起動。すぐにいじり始める。
●タッチパネルが各操作のメインであることに買ってから気が付く。
●ボディーもレンズも質感が高く満足。コンパクトさも思ったよりもコンパクト。高級コンデジがレンズ交換式になった印象。
●液晶の文字が小さく、老眼の身には厳しい。
●どうしてもMF時の液晶の拡大方法が分からない。→説明書をみて「液晶のルーペマークをタッチして拡大する」ことが判明。
●どうしても再生時の画像の拡大が出来ない。→説明書を読み「液晶の画面をつまんで拡大する」ことが判明。
●どうしてもレンズなしレリーズが出来ない。→帰宅後、説明書を熟読すると「カメラ設定の内容→カスタム機能→7番レンズなしレリーズ→1:する」の方法でやっと出来た。超分かりにくい!
●マウントアダプターEF-EOSMの出来は素晴らしい。
液晶フードを装着すると非常に見やすくなるが、当然のことながらタッチパネル操作が全く出来なくなる。超困る。
●29日の夜、月面を撮るが、高度が高いのに液晶がバリアングルでないので、ピントが非常に合わせにくい。写りはまあまあか?すぐに曇ってしまい、検証不可。背面液晶固定は天体には不向きな機能。
●30日(日)は朝からカワセミ撮影。50FLとの作例は上記の通り。他にも作例があるので明日以降掲載予定。
●捕食シーンは全て液晶フードを使用。手すりを三脚代わりにした半手持ち撮影。
●上記の画像の自己評価は80点。魚は良く写ったが、カワセミの羽毛の描写は正直不満。
●EOS-Mのローパスは弱めに設定されている印象。その分解像感が高い気がするが、肝心のカワセミの羽毛の解像はいまひとつ。ピントの良いカット(明日以降に掲載予定)でみると、モアレの発生が認められる。今回のカットにも一部モアレと思われる模様が散見される。今後、ピクチャースタイルを変更して撮影予定。
●今までのキヤノンの一眼レフデジカメと比較すると、一番解像感が高いと思うが、FUJI X-pro1とは比較にならない。OM-DやE-PL1と比べても解像感は劣ると思われる。
●高感度はISO1600までは常用出来た。3200以上はノイズが目立つが、今回は「高感度ノイズ低減が弱め」でしかテストしていないので、今後の検証待ち。
●専用レンズはパンケーキレンズのみテスト。やや甘い印象。AFは正直遅い。モタモタしている印象。
●ON、OFFスイッチが押しにくい。
●電池の消耗はスペック通り速い。約200枚で赤マークになる。スペア電池は必須。
●絞り優先モードを探すのに一苦労。これもタッチパネルで解決。絞り優先自体はデジボーグでも正確に機能。
●手持ち撮影ではグリップが欲しい。無いと握るところがなく力が入らずぶれやすい。
●ストラップの装着は独特だが、個人的には好まない方式。危うくカメラを落とすところだった。
●後継機種でEVFが搭載されれば、デジボーグ用としてお勧めできると思われる。

■EOS-M+デジボーグとりあえずの評価※あくまでデジボーグとの組み合わせでの個人的印象を記載したものです。
●キヤノン初のミラーレス。ニコン1よりは汎用性があるが、EOS-MにはないEVFを含む操作性、解像感等々、同じミラーレスでもオリンパスPENシリーズ、フジX-pro1の方がデジボーグ向きといえそう。
●タッチパネル操作は世代間で評価が割れそう。スマホ世代には受けるかも?
●今週末にさらにテスト予定。高感度ノイズの検証、ピクチャースタイル・スタンダード以外の検証、50FL以外の描写の検証、カワセミ以外の描写の検証などなど。月面も撮影予定。
●EOS-Mに引伸ばしレンズ等を装着するのに必要なので、カメラマウントは予定通り試作予定。
●個人的にはコンパクトなので普段使いとして常用したい感じ。ズームレンズも試して見ます。

以上です。追加情報が出れば随時追加します。今回は結構気合を入れて書きました。

P.S.望遠鏡販売店からの情報では野鳥用のスコープの売れ行きが鈍いとの情報もありますが、私のMFではカワセミを撮影する方々は増える一方です。昨日も新顔の方が相当いらして、一眼デジカメで熱心にカワセミを追いかけていました。今回のEOS-Mのタッチパネルの流れをみると、液晶フードがほぼ必需品のデジスコは相当厳しい状況に追い込まれたといわざるを得ません。一方、光学ファインダー搭載の一眼レフ、EVF搭載のミラーレス一眼はますます繁栄するでしょう。これも時代の流れです。EOS-Mはエントリー機ですからEVFは非搭載ですが、やはりEVFは必須と思われます。今後のEOS-Mに期待しましょう。

P.S.2 販売店のホビーズワールドさんの今日のブログではBORGの事が取り上げられています。BORGの最新在庫状況を9月29日に更新しましたが、ほとんどのBORGが在庫切れです。そんな中、ホビーズワールドさんは在庫を豊富にお持ちのようです。11月14日のケアンズ皆既日食もあり、さらに品切れが加速する環境です。お早めの確保をおすすめします。
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