BORG WORLD 画像作例集

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50FL+7057+E-M5 ISO800 1/1250秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/04/08 カワセミの色はこってり過ぎて好みではありませんが、魚の描写はなかなかのものです。  

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50FL+7057+E-M5 ISO800 1/1000秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/04/08 撮影レンズの性能を見るひとつの指標が魚の鱗に反射している太陽光の点の具合です。この画像のようにきれいな点像でかつ色ニジミがないのがシャープなレンズの証です。この後メスに給餌します。 P4080322st.jpg
50FL+7057+E-M5 ISO800 1/1250秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/04/08 この画像に写りこんでいる魚の鱗に反射している太陽光の点像もきれいな点像です。この位は分解しないとシャープな画像にはなりません。

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求愛給餌 50FL+7057+E-M5 ISO800 1/200秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/04/08 ISOがトマリモノ用のISO800になっていたので、ぶれてしまいました。失敗作です。それにしてもE-M5の色は派手です。

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土星 BORG125SD+SD-1X+A-10+E-M5 ISO2500 1/40秒 固定 撮影:中川昇 2012/04/10 自宅ベランダにて 驚いたのは、EVF越しに土星がまぶしいばかりに輝いていたことで、明るくて非常にピント合わせがしやすいEVFだと感じました。ISO2500とは思えないノイズの少なさとコントラストの高さが相まって、模様が浮かび上がって写るので惑星向きのカメラだと思います。

<中川コメント>
E-M5ですが、やはりこってり系の描写です。お陰でカワセミの羽の色は派手派手です。彩度の低い魚は逆にきれいに写ります。一長一短ですね。桜がらみの画像もありますので、こちらは明日以降に掲載予定です。土星は昨晩の撮影です。透明度は悪かったのですが、シーイングはまあまあで、久しぶりに拡大撮影にチャレンジしてみました。結果はまあまあで、高感度が強いお陰で赤道儀が無くても何とか写りました。今度は50FLでチャレンジしてみたいと思います。

P.S.今日もざくざくとご注文をいただき、入荷するそばから出荷に回る状態です。日に日に忙しさが募る感じです。金環日食まであと40日。昨日のニュースステーションでも天文特集をやっていましたが、5月21日以降、暇になる要素は少なさそうです。

P.S.2 今日はお客様から、「ブログの写真が写りすぎている。画像処理で相当加工しているのではないか?」という問い合わせをいただきました。こういうお問い合わせが来るようになれば本望です。実情をいうと、私はRAWを全く使いません。というかRAW現像が出来ない、といった方が正確です。なのでこのブログの中川の作例画像は100%JPEGです。しかもリサイズとシャープとアンシャープ以外は基本的に使いません。現状は後処理に手間暇をかけるくらいなら1枚でも多く作例を撮りたい、1枚でも多く作例を掲載したい、というスタンスです。もし、RAWで撮影して処理に手間暇をかければ、もっと凄い画像が得られるのかもしれませんが、現状では最優先はスピードです。

P.S.3 いずれにしても、シャープな写真を得る基本は、「正確にピントをあわせる」ことと「ブレを防ぐ」ことの2点に尽きます。ピントあわせは、シャープなレンズを使用することと、解像力の高いデジカメを使用することと、ピントあわせがしやすいファインダーが搭載されたデジカメを使用することに尽きます。ブレを防ぐには、Fの明るいレンズを使用すること、ボディ内手振れ補正内蔵のデジカメを使用すること、高感度ノイズが少ないカメラを使用すること、に尽きます。こう書いていくと、デジカメ選びが大きなウエイトを占めていることがわかります。BORGが新製品デジカメのテストに拘っている理由はまさにここにあります。

P.S.4 というわけで、デジカメによって写りに歴然とした差が出るのは事実です。だからこそ、BORGはデジカメのテストレポートに手間暇をかけているわけです。1社のカメラ、1台のカメラでは対応できない時代になっています。カメラを次々と新しい機種に変えていくのは当然のこととして、それに合わせてレンズも買い換えていくのは、あまりにも非効率的な話です。そこでマウント交換式を採用しているBORGの登場となるわけです。BORGなら、どんなボディが発売されても、相当長期間に渡って使用に耐える性能を有しています。 

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