広げた羽根の透けたところの微細構造が写りこんでいます。クチバシの真裏の構造も良く分かります。　

カワセミの襟の白い毛やあごヒゲも分解しています。背景のボケも好ましい感じです。

羽毛の細部の写り方はBORGならではだと思います。

羽毛の先端の繊細な構造も写りこんでいます。71FLはコントラストが非常に高いので快晴の下ではハイライトが飛ぶことがあります。

羽根の先端の薄く透けているところの繊細な構造が良く分かります。反射光も美しいです。

今回の撮影機材：BORGらしからぬ精悍な外観です。個人的にもかなりお気に入りです。

＜共通データ＞BORG71FL+7075（絞り60-65）+BU-1【9000】＋7860＋オリンパスE-5（電子マウントアダプター付）　半手持ち　ISO400　1/500秒　トリミング　フラット　撮影：中川昇　2012/04/29

＜中川コメント＞
BORG71FL＋BU-1仕様でMFでカワセミを撮影してみました。手持ちでは少々重いのが難点ですが、使い勝手は抜群でした。作例もこの通りシャープな画像が大量に撮れました。やはりピント合わせが非常に楽です。これは使えます。オリンパスのE-5を久しぶりに使いましたが、やはり解像感は抜群です。カワセミに限ればE-M5よりも解像する感じです。ただ、今回は縦構図を意識してバッテリーパックも装着したので重いのが玉にキズです。BU-1は77EDIIと71FLをお持ちの方には強くおススメします。特に三脚派の方には必需品だと思います。この快適さを味わうと元には戻れないかもしれません。

P.S.今日も休日出勤ですが、昨日MFでBU-1の素晴らしさを十分に堪能したので、ストレスは吹っ飛びました。BU-1はMF仲間にもお披露目しましたが、非常に好評でした。この後、金環日食の撮り方のページを作成する予定です。夜の更新になるかと思います。