スカイツリーと東京タワー　ＢＯＲＧ77ＥＤＩＩ（直焦点）＋Ｋ５　トリミング　撮影：宮崎信男様　2011/01/13

＜撮影者のコメント＞
今日はこんな競演の写真をお送りします。残念ながら高圧線が横切っていますが、二つの塔のバランスが絶妙です。今日は冬型の影響で、気流と光線の状態があまり良くありませんでしたが、ここまで写りました。77ED II直焦点にＫ５で少しトリミングしたものをお送りします。場所は川崎市、スカイツリーへの直線距離は25kmほどです。拡大して気づいたのですが、何と西新橋の慈恵医大病院の表示がちゃんと見えますね。「大学」の文字が判読できます。15km以上の距離なのですが、素晴らしい解像力で、正直驚いています。また、細い電線でも色収差がほとんど出ていないですね。改めて、77EDIIのポテンシャルに驚いています。　次回は両塔点灯時を狙います。

＜中川コメント＞
さすがは宮崎さん、目の付け所が素晴らしいです。「超望遠レンズはこうして活用するのだよ」と教えてくれているようです。超望遠レンズは眼で見えないものを撮ることが多いので、想像力が要求されます。イメージが豊かな人の方が有利なのです。逆にいうと想像力が鍛えられるという側面もありそうです。それには理屈よりもまずは撮ってみること。想像外の意外な光景をモノにすることが出来るかもしれません。この２塔と太陽や月の絡みは可能性があるのでしょうか？

Ｐ．Ｓ．土曜日は静かでしたが、今日は驚いたことにメールとＦＡＸの山でした。特に土曜日のブログに掲載した片持ちフォーク式赤道儀の問い合わせが非常に多く、だいぶ興味をそそられた方が多かったようです。そうなのです。実際にとても使いやすいのです。この製品。小型の割に剛性があって77ＥＤＩＩまでいけますよ。また、作例画像の投稿も大変多く、全く掲載が追いつきません。限界があるので、今しばらくお待ちください。明日以降、順番に掲載予定です。