BORG WORLD 画像作例集
2011年12月20日 17:06 カワセミトビモノ,K-5

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共通データ:BORG77ED+7866+AF1.7×+ペンタックスK5 半手持ち撮影 2011/12/18 撮影:近藤弘之様

<撮影者のコメント>
先週末は皆既月食中心だったため、今日が久しぶりのフィールドでした。10時前に到着すると早速ホバリング常連のカワセミを発見したのですが、最近は早朝しかやらないらしく笠井さんから「来るのが遅いよ」と言われてしまいました。それでも久しぶりなので撮影できればいいやと思い追いかけていたら幸いなことにホバリングを何度か披露してくれ先日の投稿に続いて画像を得ることができました。このカワセミですが狩りも上達したのか大きな魚を捕まえることもできるようになっていてその捕食シーンのラストで魚を咥えたまま飛び立つシーンも奇跡的に写っていて今日は十分元が取れたと思いました。

<中川コメント>
笠井さんの永遠のライバル、近藤さんの作品です。さすがにかっちりと抑えるところは抑えていますね。近藤さんはいわゆる星屋さん、笠井さんはいわゆる鳥屋さんですが、デジボーグにかかればどちらも生活に潤いを与えてくれる楽しい分野です。垣根を設けずに両方とも楽しんだほうが幸せというものです。

DSC02201s.jpg 今日発売の日本カメラ1月号のペンシルボーグの記事です。さっそく注文の電話がありました。この号にはなんとビクセンさんのポラリエのカラー広告が掲載されています。ついに望遠鏡メーカーがカメラ雑誌に進出する時代になりました。ぜひ買って読んでみてください。

P.S.ポラリエは売れているそうです。そういう時代なのです。ところが、このポラリエに載せられる小型の撮影用望遠鏡はBORGの独壇場なので、BORGにたくさんの問い合わせが来ています。ありがたいことです。今日は、テレスコ工作工房という知る人ぞ知る、望遠鏡工作で有名なショップから電話がありました。このショップさんはポラリエにBORG等の小型望遠鏡を搭載するテストや改造を請け負っておられ、ブログにはとても貴重な情報が満載です。その中でもBORGに関する問い合わせが多いそうです。この方は、BORGの良さに最近ようやく気付かれたそうで、正直遅いと思いましたが、天体写真の敷居を下げたいという強い志をお持ちで、痛く共感しました。今後の天体写真はこの超お手軽路線がメインになるでしょう。そうすると、天体写真は誰でも撮れる身近なものとなり、市場が広がるでしょう。天文雑誌もいつまでも入門者が引くような高価な機材でのフォトコンは縮小して、「誰でも撮れる天体写真コーナー」を拡充すべきなのです。モバイル赤道儀のTOASTはそこにいち早く気が付き、違ったアプローチで天体写真の良さをアピールしています。BORGとのコラボのご提案も業界随一の速さでした。今カメラを趣味としている方の中で最も知名度の高い望遠鏡BORGもこの流れを大事にしたいと考えています。天文業界全体のことを考えたら、天体写真や天体観測の敷居を下げることしかないのです。

P.S.2 マルチレデューサー0.7×DGT【7870】は発売以来大好評で、長期に品切れをしていましたが、本日入荷しましたので現在即納です。上でも書きましたが、ポラリエやTOASTに搭載する小型の撮影用望遠鏡として、ミニBORGがにわかに脚光を浴びてきています。BORGはこういう時代が来ることは予想していましたので、他社がその必要性に気が付くまでの間に、容易には追いつけないシステムを構築してきたつもりです。このレデューサーで撮影した星雲・星団の美しい作例画像がたくさんありますので、明日から掲載予定です。ご期待ください。こんなお気軽な組み合わせでこんなにきれいに撮れるんだ、と驚かれると思います。

P.S.3 明け方の空に月と土星が接近してみえています。今朝もきれいでしたが、明日の朝も晴れればきれいに並んでいるところが見えるはずです。根性があれば、早起きして土星と月の写真にチャレンジしてみたいと思います。土星をまだ見たことがないという皆さんも、明日なら探しやすいので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

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