ペンシルボーグ25＋Q　とりあえず、Qのボディキャップに穴を開けて、7522に接着して簡易カメラマウントをこしらえました。

ペンシルボーグ25＋Q　Qのセンサーの小ささは驚異的です。ペンシルボーグですら大きく感じます。

50FL＋DZ-2（試作品）＋Q　この状態では当然ですが、ピントは合いません。ミニボーグとのバランスを見るために組んでみました。ミニボーグでは大きすぎる印象です。新時代の到来を予感させます。DZ-２は生産中止になったDZ-1【7514】の改良版です。価格は多少UPの予定ですが、非常に便利なパーツです。近日発売予定です。

50FL＋Qの作例画像（ノートリミング、2200mmF８相当）　約５ｍ先のチャートを50FLの直焦点＋Qで撮影したものです。三脚には固定していますが、マウントは仮止め＋シャッター手押しなので、少々ぶれています。この画像で注目すべきは、ISO3200で撮影しているということです。想像以上にノイズが少なく驚きました。台風が去ったらカワセミも狙ってみたいと思います。

＜中川コメント＞
PENTAX・Qですが、噂どおり、なかなか良い感じです。あまりの小ささに驚かされ、その写りの良さに感嘆し、その操作性の良さに感心し、その作りの良さにPENTAXさんやりますねえと尊敬の念すら覚えました。感動です。ただ、マウントがにわか作りできちんと光軸も出ていませんので、画質の正確な評価は保留です。ただ、高感度のノイズの少なさはセンサーサイズを考慮すると驚異的です。それと気になるのが、ボーグを装着した時に静止画なのに画像が歪むこんにゃく現象が出ることがあることです。ディストーションの補正を切っても出るので、原因が不明です。（９月２日追記：CMOSセンサーで電子シャッターのみの場合、静止画でもこんにゃく現象が出ることがあるようです。）また、専用レンズ以外ではボディ内手振れ補正が効きません。いずれにしても、とても楽しいカメラです。ボーグと組み合わせるとワクワクしてきます。これからカメラマウントQの試作にかかりますので、出来次第詳細にレポートする予定です。ご期待ください。

P.S.３日発売のマルチレデューサー0.7×DGT【7870】ですが、お陰さまで即納分の50台は完売しました。次回は９月中旬の入荷予定です。ただ、販売店によっては予約数以上にオーダーをいただいている可能性があるので、こちらやこちらに問い合わせてみてください。明日の入手も可能かもしれません。