BORG WORLD 画像作例集
2011年6月27日 16:01 71FL,カワセミ,K-5

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71FL(直焦点)+K5 ISO3200 半手持ち 撮影:笠井高明様 右が父親です。幼鳥が2羽寄って来ました。

IMGP6187bg.jpg 71FL(直焦点)+K5 ISO3200 半手持ち 撮影:笠井高明様 もう1羽参加して3羽のひな祭り状態です。

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 71FL(直焦点)+K5 ISO1600 半手持ち 撮影:笠井高明様 上の画像で餌をもらい損ねた幼鳥がさかんに親に向かっておねだりをするのですが、親は幼鳥の頭に噛み付いて、完全拒否の姿勢です。

IMGP6343bg.jpg 71FL(直焦点)+K5 ISO1600 半手持ち 撮影:笠井高明様 親(左)が幼鳥に対して甘えるな!と独立を促しています。

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71FL(直焦点)+K5 ISO1600 半手持ち 撮影:笠井高明様 あまりにしつこいので、脅しをかけます。IMGP6357bg.jpg

71FL(直焦点)+K5 ISO1600 半手持ち 撮影:笠井高明様 2011/06/25 ついに親が追い出しに成功?でもその後も執拗に甘えていました。

<撮影者のコメント>
 土曜日は有り難うございました。まさか幼鳥が3羽と親鳥が一緒の枝に止まるとは思いませんでした。親鳥が鳴きながら給仕の体制で飛んできたので、急いでその方向に移動しレンズを向けヘリコイドを廻しマニュアルフォーカスで合わせて慌ててシャッターを切りました。夕方で暗くなってきたのでF-AF1.7Xアダプターは諦めて、71FL直焦点で撮影しましたがISO3200、1/250秒でしかシャッターが切れませんでした。でもこの撮影条件でこれだけの画になるとはK-5の手ぶれ補正の威力と、前日鏡筒に巻き直したウレタン滑り止めのクッション効果かもしれませんね。

幼鳥が集るのは川デビューの初期だけと思っていましたが、飛散寸前の空腹期には、親の給仕の有りがたさが判るのかも知れませんね。少しぼけているものもありますが、このシャッタースピードでは動いているものは仕方がありませんね。

下の4枚は給仕のあと、餌を貰えなかった1羽が親に付いていき執拗に不満を言っているようなシーンです。ここも71FL直焦点でマニュアルフォーカスで撮影し、先ほどの給仕よりも少し明るく1/800秒です。

<中川のコメント>
MFでお会いする笠井さん撮影の一連の幼鳥物語です。この日は、ずっと追いかけているカワセミの屋外での貴重な子育てシーンが見られました。寿命が2年とも言われるカワセミの子育ては、巣の中では比較的長いですが、巣立ちの後は非常に短期間で終わります。ですので、今回笠井さんが撮影されたような「ひな祭り」状態というのは滅多に撮れません。その時、私は対岸の死角にいて、この「ひな祭り」は残念ながら撮り逃しました。この週末もあまり天気が良くなく、高感度に弱いオリンパス+50FLでは苦戦を強いられました。やはり、梅雨時の暗い状況下では、明るい71FLや77EDIIと高感度に強いK5やD700の出番だなと思い知りました。

P.S.この週末も大きな成果がありました。MFでは、今週もボーグデビューされた方とお会いできました。ありがたいことにMFではボーグ密度が週ごとに高まってきています。この方も天文を趣味とされていて、いつのまにかカワセミに嵌ってしまった、という最近よくあるパターンでのご購入です。作例画像もお送りいただきましたので、タイミングをみてご紹介させていただく予定です。

P.S.2 50FLで撮影していると、「これが噂の50FLですか?思ったよりも小さいですねえ。」と非常に高い関心を寄せられている事が実感できます。野鳥派の方でも購入検討中の方も相当いらっしゃるようです。私がフィールドで痛感するのは、やはり「使って何ぼ」ということです。50FLの良いところは、何度も書きますが「軽くてよく写る」というところです。この軽いということは、使用する回数が圧倒的に多くなる、ということなのです。せっかく購入したレンズが「重い」「おっくう」「良く写らない」などの理由で使われずにいるのはもったいないことです。デジボーグなら、その軽さと写りの良さから、「使わずにはいられない」「どこへでも持ち歩きたい」という気にさせてくれます。唯一の欠点であるFの暗さも、被写界深度の深さの点では有利になりますし、どうしても暗い場合は71FLの対物レンズを買い足すという技もありえます。

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