BORG WORLD 画像作例集
2010年9月 3日 09:54 71FL,77EDII,E-PL1,NEX-5,惑星,月面

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BORG125SD+7215+MMF-1+E-PL1 i-FINISH  AWB ISO100 1/30秒 固定 撮影:中川昇 2010/09/02-09/03  シーイングは悪かったが、まずまず写りました。この組み合わせは、細い谷や微細なドームなど写るべきものはきちんと写っており、シーイングが良かったらどれだけ写るのだろうか?と期待が膨らみます。P9036820st2.jpg 

 BORG125SD+7215+MMF-1+E-PL1 フラット  AWB ISO100 1/30秒 固定 撮影:中川昇 2010/09/02-09/03  フラットでも撮影してみました。海の描写が明らかに良好です。ここまで写ってくれると嬉しくなります。

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木星 71FLSWセット+SD-1X+UW6+NEX5 ISO200 筒先開閉露出(約1/4秒) 固定 撮影:中川昇 2010/09/02-09/03  NEX5は意外とシャッターショックが大きく、セルフタイマーを使用してもぶれてしまうので、久しぶりに筒先開閉露出でブレを防いだところ、意外と良く写りました。 

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今回の撮影機材 手前:125SD+MMF-1 奥:71FLSWセット 71FLは本当にお手軽に撮影できる稼働率の高いセットです。 

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77EDII+マイクロフォーカス接眼部+SD-1X【7410】+XP24+回転装置+K7 ISO100 1/13秒 撮影:岡山勝彦様 2010/09/02-09/03 

<撮影者のコメント>中川さんの素晴らしい月面写真を拝見しました。私も楽しく撮っています。今年は蚊も少なく、夜中~明け方なので、涼しくて快適です。中川さんの作品を参考に設定をいろいろいじっていますが、E-PL1が欲しくなってきますね。明日の朝も起きなければと思っています。

<中川コメント>77EDIIでこれだけ撮られると立場がありません。やはり77EDIIは名機ですね。E-PL1だとどれだけ撮れるのか?怖いくらいです。くわばらくわばら。 

P.S.とにかく良く晴れます。私の天文人生38年の中でも、たぶん一番天気が良い夏だと思います。お陰さまで月の連続画像がバンバン撮れています。どこまで追えるか、これは滅多にないチャンスかもしれません。気力が充実しているので、意外と疲れませんが、どこかで反動がくるかもしれません。明日の朝も起きてみます。それにしても、月面は全国どこで見ても同じ月面なので、撮影していると「ああ、全国でこの月をどれだけの人が撮っているんだろうなあ」と想像が膨らみます。これも月面撮影の醍醐味です。

P.S.2 月面を撮影していて気が付いたこと、マイクロフォーカス接眼部MMF-1は非常に有効な武器です。ピント合わせの時にヘリコイドだけですとどうしてもぶれてしまい、どこでピントが合っているか?が分かりにくいのですが、MMF-1やLMF-1なら軽い力で回るので、ブレが少なくピント合わせも非常に快適に行えます。また、1.4倍テレコンバーターGR【7215】は、解像力を落とすことなく焦点距離を伸ばせるので、その望遠鏡で写るものはほとんど写ってしまうのでは?と思うくらいの解像力の高さです。ゴーストも少ないので、月の近傍の星も良く写ります。

P.S.3 弊社中川がオリンパスのサイトで連載中の記事ですが、第4回は125SDの巻です。今回は、E-PL1の特長であるMFアシストの具体的な使い方をご説明しています。月面撮影にも参考になると思いますので、こちらからご覧ください。

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