初心者向け関連
問題: 〔用語〕絞り(F値)とシャッター速度
答え: カメラの話をすると避けて通れないのが、この2つの用語です。

絞りとは、人間の目にも備わっている仕掛けです。
入ってくる光の量を調節します。
カメラのフィルムやccdは感度という光の感じる度合いを持っています。
絞りは、その感度に合わせて光の量を調整するために用いられます。
当然、絞りを開けば光は多く入りますが、全開以上には開きませんので、
どちらかといえば光を制限するための機能と考えた方がベターでしょう。

一方シャッター速度は、光の量を時間単位で制限しています。
シャッターが高速で動作する場合は、ほんの一瞬しか開かないので光の量は少なく、
長い時間動作する場合は、光の量が増えてきます。
注意したいのはシャッター速度が遅くなると、ブレた写真が撮れる可能性が高くなることです。
朝夕や林の中などで少し暗い場合、見た目以上に光が少ないと
1/10 秒などの遅いシャッター速度で撮影することになります。
この場合はしっかりした三脚に固定して、一切手を触れず、
また風のない瞬間を使って撮影するなどの工夫が必要です。
もちろん、鳥が動いていては駄目なので、鳥のじっとしている瞬間と合わせて最適なチャンスを狙います。
2010-06-23
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