フローライト(71FL)関連
問題: 71FLの直焦点で撮影したら、中心像は非常にシャープなのですが、周辺の像が流れてしまっています。
答え: はい、これは天体望遠鏡全般に言えることですが、中心像を最大にシャープにするために周辺像を犠牲にしているのが、天体望遠鏡本来の性質です。

特に短焦点(400mm以下)ほど顕著に現れます。これを補正するために補正レンズが存在します。

71FLと相性の良い補正レンズは4種類あります。【7214】、【7215】、【7885】、【7878】です。

【7214】の特長:焦点距離を1.4倍にすると同時に、周辺像を改善します。フルサイズでは少しケラレます。

【7215】の特長:焦点距離を1.4倍にすると同時に、周辺像を改善します。フルサイズにも対応します。

【7885】の特長:焦点距離を0.85倍に縮めてFを明るくするのと同時に、周辺像を改善します。APS-C専用品のため、フルサイズではかなりケラレます。

【7878】の特長:焦点距離を0.78倍に縮めてFを明るくするのと同時に、周辺像を改善します。フルサイズにも対応しますが、71FL専用品でないためやや周辺像が流れます。71FLの専用のレデューサーは現在開発中です。今しばらくお待ちください。

71FLの合焦情報表も参照ください。

※71FL+【7704】との相性は良くありません。


2010-09-13
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