答え: はい、ボーグは各パーツがばらせるようになっている利便性の裏で、その光学系専用の内面反射防止措置が完全にはなされていない部分があります。そこで活躍するのが、植毛紙です。

この植毛紙を内面反射が起きていそうなところに両面テープで貼付するだけで、ぐっとコントラストがよくなります。内面反射は、カメラ側から対物レンズを明るいところに向けるだけでＯＫ。内面が少しでも光っているところに貼付するだけで、簡単にコントラストがよくなり、きりりと像が引き締まります。

これは、簡単にばらせるボーグだから出来ることで、ばらせない通常のカメラレンズや望遠鏡の場合は、手を着ける事が出来ません。

さらには、別売の絞りＭ57【7057】や絞りＭ75【7075】と併用することで、さらにコントラストの向上が期待できます。

また、フードの先端にフィルターネジを装備している機種は、市販のフード（エツミやハクバ等）を併用する方法があります。これは太陽の光を効果的にカットするとともに、耐ショック対策にもなります。