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問題: 直焦点撮影とは何ですか?
答え: はい、直焦点撮影とは、天体望遠鏡独自の言い方です。要は、対物レンズ以外何も使用しないで撮影する方法を言います。

一般のカメラレンズもその意味では、直焦点といえばいえなくもないのですが、天体望遠鏡の場合は、構成枚数がたった2枚が通常で、非常にシンプルなため、特に天体望遠鏡の対物レンズ2枚で集めた光を直接カメラに像を結ばせる方法を直焦点撮影と呼ぶことが多いようです。

レンズも2枚、プリズムも通さないため、非常にクリアーで、シャープでヌケが良いのが特長です。特に中心像は非常に鮮鋭ですが、欠点としては周辺像が良くないことが挙げられます。このため、別売でレデューサー等の補正レンズを併用して周辺像を補正します。補正レンズは単に周辺像を改善するだけでなく、レデューサーのようにFを明るくするという天体望遠鏡独自の魔法のような働きをするレンズもあります。補正レンズの情報はこちら

2010-07-14
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